【No.14】文章に「締まりがない」と感じたら、
最近、少々寝不足です。
翌日の充実度や効率を考えると、理想は7時間半。
少なくても6時間は眠りたいもの。
しかし、ここ5日間くらい連続で足りていません。
元気です。が、気を抜くと、眠っています(笑)
今夜はしっかり睡眠をとるぞ-! と意気込み中。
メリハリ効かせて、少しずつ挽回します。
自分にとっての理想の睡眠時間をとれていますか?
「食べ物に神経質になるよりも、睡眠をしっかりとった方がいい」
と、おっしゃる方もいらっしゃいました。
今夜は、子どもと、早く寝る競争をしようかな(笑)
以前のメルマガ(6号)で、
「接続詞を変えるだけで、話の流れが変わる」
https://profond.jp/mailmagazine6/
という話を書きました。
「会話」のときの話です。
次のような逆説のことばは、あまり使わない方がいいですよ
とお伝えしました。
「でも」
「っていうか」
「逆に言うと」
「(文頭で使う)いや、」
を使いそうになったら、
「だからこそ」
「それはつまり」
といったことばがオススメですよと。
書きことばの場合、
接続詞は、次のことに注意をすると変わります。
接続詞の「そして」「また」「だから」を省いただけで、
文章がシャープになることがあります。構成のしっかりした、よく練られた文章には接続詞が少ないものです。
<中略>
ほとんどの接続詞は機械的に削ってしまっても問題ありません。
「文は一行目から書かなくていい」藤原智美・著
逆接の接続詞「しかし」「ところが」「~が」は、
不用意に抜いてしまうと、読み手の混乱をまねくことがあるようです。
それ以外は、削ってもいいということ。
「文章は接続詞で決まる」(石黒圭・著)という本があります。
http://urx2.nu/uloD
タイトルどおり接続詞の効果的な使い方が、詳しく説明している本です。
「ナルホド」と、うなってしまうほど。
(興味ある方は、ゼヒ読んでみてください)
ところが、終わりに近づくころ、こんなことが書かれています。
ここで押さえておきたいのは、
接続詞は「ないのが普通。あるのが特別」ということです。
「文章は接続詞で決まる」石黒圭・著
私自身、接続詞は使いますが、なるべく減らします。
減らす努力をします。
接続詞がない方が、リズムがいいことが多いからです。
「二度寝をしてしまった。だから、遅刻した」
「二度寝をしてしまった。遅刻した」
好みにもよりますが、下の文章の方が、
リズムがよく、スッキリとして感じませんか?
10年以上前、NHKで放映していた「プロジェクトX」。
覚えている方も多いと思います。
あの番組のナレーションのイメージです。
「現場に向かった。誰も止めなかった」
(イメージで書いたので、こんなシーンがあったわけじゃありません。笑)
淡々と短い文章で、事実を重ねていくナレーション。
映像と音楽の効果もありつつ、
余分な接続詞(形容詞も)を使わず、視聴者の胸を熱くしていました。
メールやブログ、メルマガは、文字数制限がない場合が多いです。
接続詞をたくさん使いがちですが、一度カットしてみてください。
文章が、より締まった文章になるかもしれません。
今回のメルマガ、
逆接の接続詞以外は、極力使わないように書いてみました。
少しは締まった文章になったかな?