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2016-05-27

【No.3】「心を開く:好き好きレーザービームを発射せよ!?」

こんにちは。寺尾祐子です。

 

今日は、子どもと一緒に幼稚園の親子遠足。

私もしっかり楽しんできます(笑)

 

 

今日のメルマガは、<聴く>について。

 
私が月刊誌の編集記者をしていた頃、
最も好きだった仕事は、「インタビュー」でした。

 

担当コーナーは、ヒット商品を作った方。

 

多くの壁を乗り越えてヒットに結びついた話は、
ドラマがあって面白いですし、感動することも多いです。

いい話って、いいエネルギーがもらえます。

学べることも、たくさんあります。
「私には、インタビューは関係ない」

なんて思った方、もったいないです!

 
この人の話を聞いてみたい!と思う方の魅力を、
お客さまのニーズを、
経営者なら社員、会社員なら同僚や部下、
先生なら生徒から本音や情報を、

インタビューモードでイロイロ引き出すことができます。

 

細かなノウハウは、ありますが、実感として最も大事なのは、

「相手を好きになること」

 

そんなこと?

って思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

好きな人の話は、

集中して耳を傾けますし、

姿勢も、背もたれにもたれず、自然に前傾姿勢になります。

 

おへそも、その人の方を向いているハズです。

 

名付けて
「好き好きレーザービーム」(笑)

 

これは、強力です。
3年くらい前から、
飲食店のトップの方にインタビューをするお仕事もしています。

 

きさくに話をしてくださる方ばかりではありません。

 

がんこな職人肌の方、

話すのが好きじゃない、口数が少ない方、

忙しいんだから、それなりにいいこと書いといてオーラを出している方、

いろいろな方がいらっしゃいます。

 

そんな方たちの場合、はじめは話が弾まないことがあります。

が、「好き好きレーザービーム」を出し続けてインタビューをすると、
だんだんほぐれていくのがわかります。

 

そして、そういう方ほど、熱く語ってくださいます。

最後には、
調理場まで案内してくださって細かく説明してくださったり、
そのまま食事までご馳走してくださったり、
表情も、柔らかな顔に変わっています。

 

ジャーナリストであり、討論番組の司会をされる田原総一朗さんも、
雑誌の対談か本で、次のようなことをおっしゃっていました。

(どの雑誌か本か記憶になく、スミマセン)
「上手なインタビューアーになるには、
まずは、相手を好きになることです」

 

インタビューする相手を

キラキラした目で見て(あくまでもイメージです)、

少し前傾姿勢で(不自然な前傾姿勢はNGですよ)、

おへそは相手を向け、

楽しそうな声を出す。

 

自分に好意をいだいてくれる人に冷たくする方は、あまりいません。

とっつきにくくても、

「好き好きレーザービーム」を出し続けていると、

少しずつ心を開いてくださいます。

 

この人は、しゃべらない人と決めつけないで、
よかったら、やってみてくださいね。

 

ちなみに、「好き好きレーザービーム」は、
この人から儲けようとか、モロモロの“下心”があると、
強くなりすぎて、逃げて行く場合があるので、ご注意ください(笑)