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2017-04-30

【No.341 】「日本で楽しみにしていたこと」とは?

こんにちは。寺尾祐子です。

 

先日は、アメリカに住む幼なじみとその子どもたちに、
京都と大阪を案内しつつ、私たち親子も一緒に
たっぷり遊びました。

 

アメリカでも自然豊かなところに住む友人家族。
10歳になる男の子の、
日本で楽しみにしていた一つを聞いて、びっくりしました。

 

何だと思いますか?

 

「自動販売機」です。

 

自販機の前を通ると、立ち止まってじーっと見る友人の子。

飲み物の種類が多いことと、
大好きなカルピスソーダが売っているのが
うれしくてたまらないのだとか。

 

私たち日本人にとっては、当たり前の存在(風景)が、
アメリカ人の少年にとっては、トキメキの対象になるなんて!
ちょっと意外で、面白いですよね。

 

今朝、日本経済新聞を読みながら、
「へぇ」と思わず声を上げたことがあります。

 

京都の茶畑が、海外客たちに新鮮に映り、
注目のスポットになっているのだとか。

 

「まるでお寺の石庭のよう」
と感嘆の声を上げている記事が載っていました。

 

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「何の変哲も無い」茶畑の景観が
観光資源になるというのは
地元の人たちにとって、
まさに「目から鱗(うろこ)」だった。
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(日本経済新聞The STYLE 2017年4月30日付)

 

今は、「ワイン」という農業資産を誇るフランスの
取り組みをお手本にして動き出しているそうです。

 

また別の話です。

我が家の戸棚。
強力な突っ張り棒を渡して、洋服掛けに使っていましたが、
1ヶ月後には、ずり落ちてしまい、困っていました。

 

「突っ張り棒を支える棒」とやらがあるのですが、
近所のお店には丁度いいサイズがなく、断念。
ネットで調べると、「転倒防止ジェル」がいいと判明。
https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/8750045s

 

我が家では、耐震用の「転倒防止ジェル」は、
「突っ張り棒の落下防止」として使用しています。

(今のところ、いい感じです! うれしい)

 

自動販売機、お茶畑、転倒防止ジェル、
どれも、見慣れた人や開発した人は、多分想像していなかった
「別の価値」があるということ。

 

自分にとっての当たり前は、
他の方には「当たり前」じゃなかったり、
違う使い方により新たな価値があったり、
するということ。

 

自分自身のことってわかりませんが、
あなたの魅力も、別の人から見たら、
新たな発見があるかもしれませんね。

 

見方を変えるって、簡単ではありませんが、
大きな可能性を秘めていると改めて感じています。