【No.34】「意識して、意識して、無意識になる」
こんにちは。寺尾祐子です。
先日、古くからの知り合いの女性の
コーチングセッションをしました。
意識的にやってみる
彼女が、仕事で抱えるストレスの件です。
セッションをしながら、
後輩たちに「ある言葉がけ」をやってみることになり、
先週は、彼女の「チャレンジ週間」でした。
後輩たちに「ある言葉がけ」というのは、
今までもときどき、
無意識にやっていたそうです。
今回は、それを「意識的に」やることにしました。
すると、面白い結果が出てきたんです。
不満だったことの中にも、
感謝の気持ちがわいてきたのだとか。
問題がスッキリ片付いたわけではないですが、
心が少し軽くなったと。
ご報告を聞いて、うれしくなりました。
「一定期間、意識的にやってみる」
これって、とても大事なことだと思っています。
イイコトも、イマイチなコトも、無意識にやってたら、
「経験値」として積み上がっていきません。
何となくやっていると、流れていくことも、
意識的にやると、
「こんな場合は、こうなることが多い」
という経験測が積み上がります。
やり続けると、無意識でできるようになる
そうして、イイコトは、そのまま無意識にできるまで、
意識して、体得していけばいいワケです。
スポーツや音楽、さまざまな習い事を修得するときも
同じですよね。
――――――――――――――――――
意識して、意識して、無意識になる
――――――――――――――――――
このことば、サッカーが大好きな方から
教えていただきました。
サッカー選手が、おっしゃっていたのだとか。
自分の発することばや文章が、受け身形が多い方は、
意識して、意識して、
能動的に言う。書く。
接続詞を多用してしまう方は、
意識して、意識して、
接続詞を減らしていく。
目をあわさずに、お礼を言ってしまう方は、
意識して、意識して、
目をあわせていく。
初めての方にも、苦手だと感じた方にも、
気持ちよく話をしてもらいたいと思ったら、
意識して、意識して、
「好き好きレーザービーム」を発射する(笑)。
「あ~、またやってしまった!」
「知っていたのに、つい」
「気をつけてたつもりだったのに〜」
などのことばが出来てきたら、
私は、まだ「無意識」まで行ってないんだなって思います。
――――――――――――――――――
意識して、意識して、無意識になる
――――――――――――――――――
卓球に燃えている、70歳を過ぎた母との会話にも
よく出てくることばです(笑)
(60歳から卓球を始め、卓球に夢中の元気な母です)
先のコーチングセッションした彼女が、
意識的にすることで、ますます輝いたらうれしいな。