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2016-06-02

【No.9】「主体的に生きたいならば…」

編集記者になったばかりの頃、
編集長に次のように文章を直されたことがあります。

修正前:新商品○○が、A社から発売された。

修正後:A社は、新商品○○を発売した。

同じ意味ですよね?
内容は間違ってないのに、どうして直されるんだろう…
と思っていました。

その時、編集長は、

「文章は、受け身ではなく、能動態で書いて」
と、説明し、当時の私は

「そういうものなのね」と軽く思っていました。

次の文章を読み比べてください。

A:犬は、飼い主の車に乗せられた。
B:飼い主は、犬を車に乗せた。

A:書類は、上司によって配られた。
B:上司は、書類を配った。

Aの受動態の文章と、
Bの能動態の文章、イメージが違いますよね。

受け身の文章は、被害者的な、
ちょっとしたイヤイヤ感とか寂しさみたいなのが漂ってきます。
(もちろん前後の文章で、変わってきますが)

Bの能動態の文章は、事実をスッキリと述べています。

積極性すら感じます。
(これも、前後の文章で、意味は変わってきますが)

文例は、短い文なので、どちらも意味はわかりやすいですが、
もう少し長い文になると、受け身の文章は、分かりにくくなります。

さらにスッキリ感が弱くなる感じ。

特に、報告書やニュースレター、メルマガを書く方は、
なるべく「受動態の文章は使わない!」ようにしましょう。

もし、受け身の文章が出てきたら、
能動態に書き換えてください。

すると、主語も明確になり、
文章が持つ積極性が変わってきます。

読み手にとっても、能動態の方が読みやすいです。

文章のリズムも作りやすいですよ。

――――――――――――――――――
主語があいまいということは、
責任があいまということだ。

リスクがとれない人の文章は受動態が多い。
――――――――――――――――――
「伝わる・揺さぶる! 文章を書く」山田ズーニー・著

私たちは、ことばで考え、ことばで伝えようとします。

書きことばだけでなく、頭の中に受け身の文章が出てきたら、
能動的にしてみると、自分の中の何かが変わります。

被害者意識を変えたいと思ったら、
能動的な文に置き換えてみてください。

××させられた。
書かされた。
歌わされた。
買わされた。

ではなく、

××した。
私は、書いた。
私は、歌った。
私は、買った。

人生までも変わる気がしませんか?

主体的に生きて、一緒に人生を楽しみましょう!

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