【No.25】文章が上手になりたいと思ったら
昨日は、午前10時~午後6時までみっちり講座を受けてきました。
明日までの3日連続です。
夕方は心地いい疲労感でした。
今日も、楽しんできます。
遊んでいるわけではないですが、
したいことをさせてもらって、家族に感謝です。
文章力を上げたいと思ったら、どんなことをしますか?
「いい文章と言われるものを、ひたすら読む」というのも
いいと思います。
どんな構成で、文脈で、書いているのか、分析するのも、
とても勉強になります。
その昔、私が文章の師匠から、教えていただいたのは、
「いい文章を、手で書き写しなさい」
ということ。
私は、心のなかで、
「ふ~ん、地味で面倒くさいな」
と、思ったことを覚えています(笑)
「いつか」やってみようと思っていました(苦笑)
しかし、自分の文章力の低さに、恥ずかしくて、イヤになったとき、
劣等感にさいなまれたとき、
私は、師匠の言葉を思い出しました。
「地味で面倒くさい」ことをやりました。
(私という人間は、必要に迫られたり、一度落ち込んだりしないと動けないようです…)
新聞のコラムや、
気に入ったエッセイなどを、書き写しました。
そうすると、文章の構成だけでなく、
読んだだけでは気がつかなかった、小さなことまで気がつきます。
ここで、句読点を打つんだ、
このことば、漢字じゃなくって、ひらがな使うんだ、などなど。
ある人は、
「書き手の息づかいがわかる」
と、表現されていました。
パソコン入力になれていると、
手書きというのは、なんとも手間がかかる気がします。
私が、書き写すことで、どれだけ上達したのかは、
自分自身では、それほど分かりません。
なんとなく、マシになっていったかなという程度かもしれませんが、
書き写したことが、小さな自信にはつながりました。
もし、必要に迫られたら、オススメです。
そんな話を夫としていたら、
夫は、受験生時代、小論文対策のため、
朝日新聞の「天声人語」を書き写していたそうです。
一年間、毎日。
告白すれば、私は夫ほどやっていないかも・・・。