【No.179】マザー・テレサの視線
今日は、マザー・テレサと共に一年間活動されていた
片柳弘史神父さまのお話を聞いてきました。
私は、クリスチャンではありませんが、
幼稚園行事としての講演会があり、片柳神父さまが講師だったのです。
片柳神父さまのお話された、マザー・テレサの魅力のひとつ。
マザー・テレサは、
誰もが「自分こそ、世界で一番マザーから愛されている」と、
感じるまでに、一人ひとりを大切にされていたそうです。
お話をうかがいながら、今さらながらに
人間性の偉大さを感じずにはいられません。
なぜ、「自分こそ、世界で一番マザーから愛されている」と感じるのか?
その答えのひとつとして、
マザー・テレサは、目の前の人と目をキラキラさせながら接することを
挙げていらっしゃいました。
人は、自分にとって価値あるものを目の前にすると、目を輝かせるもの。
マザー・テレサは、
本当にうれしそうな笑顔でお話するのはもちろん、
誰と接するときも、目がキラキラと輝いていらしたそうです。
そんな目で会話をされたら、
自分には価値があり、とても大切に思ってくれてるんだなと
心からうれしくなりそうです。
以前、お伝えした「好き好きレーザービーム」。
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/3
当然ながら、世界のマザー・テレサの足元にも及びませんが、
「好き好きレーザービーム」を、
もっと、もっと、もーっと慈悲深く、温かくした感じなのかと
勝手に想像していた私です(笑)
マザー・テレサには及ばなくても、
「笑顔で、キラキラ輝く目で、相手をみる」
(=それだけ相手に、好奇心や愛情をもつということ)
やってみる価値はありそうです。
お客さま、旦那さま(奥さま)、子どもたち、上司、部下、友人などのに、そんな目で見たら…、
何だか、人生変わりそう(笑)
まさしく、
「言うは易く行うは難し」の世界です。
一番やりやすいのは、お客さまでしょうね。
そして、一番難しいのが、身近な家族なのかもしれません。
教えていただいた、マザー・テレサのことばにこんなのがありました。
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遠くの人を愛するというのは簡単です。
ですが、愛は家庭から始まるのです。
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もう一つ。
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大きなことをする必要はありません。
小さなことに大きな愛をこめればいいのです。
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今の私の心に響きました。
土曜日の午前中、
思っていた以上にいい時間が過ごせたような気がします。
「笑顔で、キラキラ輝く目で、相手をみる」
あなたは、誰にやってみますか?
【参考文献】
『世界で一番たいせつなあたなへ~マザー・テレサからの贈り物』
『あなたのままで輝いて~マザー・テレサが教えてくれたこと』
『日めくり 超訳マザー・テレサ~幸せはいつも、ささやかなことの中に』
(いずれもPHP研究所刊、文/片柳弘史)