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2016-10-19

【No.148】スイマーか、カボチャか。

スイミングスクールに通っている5歳の息子。
お味噌汁の鍋を見ながら、こんなことを言いました。

息子:「なんでカボチャは沈んでるの?」

母 :「どうしてだと思う?」

息子:「うーん、力が入ってるから?」

母 :「チカラ?」

息子:「うん。プールでも、力が入っちゃうと沈むでしょ」

思わず大笑い。
ナルホド~。

子どもらしい発言に、微笑ましい気持ちになりつつ、
これに近いことを、実は大人もやっているかもしれないと、
ふと考えてしまいました。

結果は同じでも、
そこに至る理由(経緯)は、人それぞれ。

例えば、

Aさんが上手くいったからといって、
大いに参考にはなるものの
Bさんも上手くいくとは限りません。

Cさんが似合うからといって、
Dさんも似合うとは限りません。

上手くいく、似合うという同じ結果を得たいと思っても、
自分にピッタリの方法、やり方を考えた方が良さそうです。

自分は、力を入れると沈むスイマーなのか、
火を通すと沈むカボチャなのか。

子どもの発言で、こんなことを考えてしまいました。

そういえば、1年くらい前、幼稚園に向かって歩いているときです。
息子が、お店のまえに、数本のポールにかけてあった鎖をまたいで、

「チンチン電車~!」
と、遊んでいたら、一緒にいた同じ歳の女の子が、こんなことを言いました。

「女の子の電車はなんていうの?」

うーん。なかなかの質問です(笑)
思い出すたびに、ニヤリとしてしまう懐かしいエピソード。

もう大人には出来そうにない、ユニークで、伸びやかな発想。
教えているようで、教えられること、たくさんあります。