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2016-10-10

【No.139】未来の自分が、今の自分を見たら…。

いつまでも暑いと思っていた大阪ですが、
昨日あたりから、ぐぐっと秋らしくなりました。

今日は体育の日。
体育の日は、もともと10月10日でしたが、
2000年から10月の第2月曜日になりました。
久しぶりに以前の日付通りの祝日です。

アメリカに住んでいる幼なじみの誕生日なので、よく覚えています。
(Mちゃん、お誕生日おめでとう!)
祝日が記念日の場合、覚えやすくていいなぁと思っていたものの、
ハッピーマンデーになった日は、そうでもなくなってしまいました。

体育の日の今日、私は5歳になったばかりの息子とデートしてきました。

京都の北山へ、私の洋服の買い物につきあってもらい、
(おいしいお昼でつりました)
その後、おしゃれカフェレストランでランチ。

いやぁ、大きくなりました。
息子と、こんな時間が過ごせるようになったんだと感慨深い。
時には、走り回ったり、イスに寝転んだりもあったものの
ガミガミ怒ることなく、過ごせました。

もっと小さなころは、3メートル以上離れられない日々や、夜泣き、
たそがれ泣き(夕方になると激しく泣き出す)などなど、
子どもはカワイイものの、一生こんなに大変なのかと錯覚していました。

先輩ママたちからは、
「一生は続かないから」とは、言われていました。

しかし、その頃の私は、頭では分かっていても、
感情では、途方もなく先に思えていました。

おかげさまで、息子は大きくなり、あの大変さはありません。
(年代ごとに、「大変さの種類」は変わりますが…)
もっと大きくなったら、今日みたいに二人で出かけられることも、ないのでしょうね。

思春期には、
「近づいた分だけ、離れる関係」になるらしいですから。
(先輩ママ談)

息子が、七五三に着物を断固拒否したことも、
今日の二人のおでかけも、
きっと忘れない気がします。

今が、永遠に続くような気がする時がありますが、
時は流れ、変化します。

この瞬間から、さっきまでの今は、もう過去。

そう思うと、今が愛おしい。

まぁ、永遠に続くと思っていたあの頃の私には、
何を言っても、無理でしたけど。

過去のコトになったからこそ、分かることってあります。

そうなると、今の自分は、未来の自分から見たら、どう思うのでしょうね。

未来の自分が、振り返ったとき、
「頑張ってたね」って思ってくれたり、
感謝したり、
褒めてくれたりしてくれたら、うれしいです。

逆に未来の自分から
「逃げないで、もっと味わった方がいいよ」
「悲観的になり過ぎないで、もっと思うようにやればいいのに」
なんて、言われないようにしたいもの。

「未来の自分が、今の自分を見たら…」
を想像してみると、少し、今の自分を俯瞰できるかもしれません。

子どもと手をつないで帰りながら、そんなことを考えた体育の日でした。