【No.130】親のエゴに気付いた七五三。目的はナンだ?
子どもネタが続きます。
今日は、早めの七五三をしてきました。
東京と岐阜から、おじいちゃん、おばあちゃんたちにも来てもらって、
ずいぶん前から楽しみにしていたイベントです。
写真は、いい表情を引き出してくれる
お友だちにカメラマンをお願いし、
神社でのお参り終了後には、
京都に詳しいお友だちが太鼓判を押していた
老舗料理店へ。
子どもの髪も、今までは私がカットしていたのに、
せっかくだからと、プロにカットしてもらいました。
子どもの着物は、家紋入りの、主人が七五三に着たお着物です。
まぁ、親としては、結構な気合いが入った今日だったワケです。
ところが、まさかの子どもの着物断固拒否!!
大人5人で、あの手この手とさまざまなに説得に試みましたが、
全く効果ナシ……。
数日前から、なんとなく着物を着るのを嫌がっていたものの、
きっと着てくれるだろうと淡い期待あったのですが、
激しく打ち砕かれました。
結局、私だけが着物を着て、
洋服を準備していなかった息子は、幼稚園の制服。
神社へ行っても、ご機嫌ナナメ。
カメラからは逃げ、顔は、おふざけで、体はくにゃくにゃ。
私の落ち込みようといったら…。
食事会も終了し、全てが終わった帰り道、やっと冷静になった私は、
だんだん
「七五三の晴れ着って親のエゴ?」
と、考え出してしまいました。
もちろん、喜んで晴れ着をきる子どもは、
子どもも喜んでいるので、エゴとか関係なく、すばらしく羨ましい話。
わが家のように、嫌がる場合限定の話です。
七五三の主役は、子どもです。
七五三の目的は、
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子どもの成長を神さまに感謝し、
将来の無事を祈って、神社にお参りする行事です。
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「『和』の行事えほん ②秋と冬の巻」高野典子・作
子どもが、激しく嫌がる着物をムリヤリ着せて、
子どもが、親に気をつかい、ウソっぽい笑顔の写真を撮ってもらったとして、
はたして、それは、いい七五三といえるのだろうかと。
「子どもをコントロールしない」
と、心に留めているハズなのに、
思いっきり、コントロールしようとした私がいました。
「周りに流されず、自分の意思を貫ける人になってほしい」
なんて、思っているハズだったのに、
口先だけだったことに、気付かせてもらいました。
(ただのワガママなのか、子どものちゃんとした意思なのか、
見分けるのは難しいけれど)
コトの顛末を簡単に報告した友人にはLINEで
「さすが! 大物になるわー」
と、私を慰め、息子を褒めていただきました(?)
午前中は、予定通りに行かず、勝手に落ち込んでいましたが、
(カメラマンさんも撮りにくかったと思います。ゴメンね)
午後は、おいしいモノを食べて、かなり冷静になって、
親の身勝手さにも気付け、結果的には良かったです。
それにしても、お料理が良かった~。
景色も、器も、お料理もインパクトがありました。
必ずや、また訪れることを誓った私です(笑)
※「天ぷら 松」
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260403/26001461/
予想とは違った展開になりつつも、なかなか思い出深い日になりました!