【No.109】書いていく、ということは…
こんにちは。寺尾祐子です。
ブログやメールマガジン、Facebookなど、
日々、いろいろな情報発信を
している方がいらっしゃいます。
私も、こうして、メールマガジンを発行しています。
人はなぜ文章を書くのか?
目的は、それぞれに、
ちょっとした日常の報告だったり、
どうしても伝えたいことを書くためだったり、
自分を知ってもらうためだったり、
モノやサービスを売るためだったり、
自分が学んだことを書き留めておきたかったり、
イロイロあるかと思います。
私の好きなお二人、
よしもとばななさんと、
疫学者で作家の三砂ちづるさんの
対談本があります。
(三砂先生は、津田塾大学の教授であり、
おむつなし育児や月経血コントロールの提唱者です)
パラパラ読みながら、
あらためてドキリとしつつ、
「そういうものかもしれないなぁ」
と思った箇所があったので、ご紹介します。
三砂 書いていくことで、やっぱり一番自分自身への理解が深まる。
よしもと そうです、やっぱり初めは自分の心を慰めるために書くんだと思うんです。
三砂 その先にほかの人がいる。よしもと 深く掘っていけば、いつしかほかの人も慰められるようになるという。
三砂 結果としてそうなんですね。
よしもと たぶんそういうことだと思うんです。
作家であるお二人と、
ブログやメールマガジンを発行する人と
一緒にするのは、はばかられますが…。
読みながら、
私もそうかもしれないなと感じた次第です。
最近ブログを始めた友人も、
「書くことで、
自分のコアな部分を見つけていきたい」
というようなことを話していました。
イロイロ目的はありますが、
「自分の心を慰めるため」
という理由もあるのかなぁと。
全くその通り!
というワケではないですが、
それもあるかもしれないな
という感覚です。
書くという行為は、
まずは自分に返ってくるのは実感していますから。
私には、読者の方を
「慰めよう」
という意図は、全くないです。
ただ、少しでもお役に立てたら、
こんなうれしいことはありません。
今日も少し、
自分の理解が深まったのかな?
それ以上に、
少しでもお役に立てていますように。