【No.335】切り捨てる勇気。
本メルマガは、
コーチングのクライアントさんに向けて
書くことが、よくあります。
セッションの後、補足的に
伝えたいことを書いてみたり、
セッション中に、感じたことを書くことで、
よりクライアントさんに
自分の中に落とし込んでもらいたいことがあったり、
たまたま私が体験したり、出会った文章が、
「あのクライアントさん」の何かの参考になるかも
と思って書いてみたり。
時には、クライアントさんの貴重な体験が、
他の多くの方(読者の方々)に、参考になるのではないか、
と思った時にも、書かせてもらうこともあります。
先日、ある方との「習慣化サポートコーチング」(※)で、
LINE報告で、引っかかることがありました。
(※「習慣化サポートコーチング」とは、
月1回のセッションと、一緒に決めた習慣について、
LINEで毎日のように報告していただくサポートです)
クライアントである彼女だけじゃなく、
誰もがよく陥りがちな、ある思考、行動パターンについて。
彼女とは、LINEを数回やり取りする中で、
「なんとなく」は理解してもらえたと思います。
「よっし、今日はこの件でメルマガを書こう」
と、テーマは決まったものの、
文章にするのがなんとも、難しく、
わかりやすく書けない。
例を考えたり、
考え方の背景、ロジックを表現したくても、
なんともイマイチ。
私自身の理解も、まだ甘いのかもしれません。
結局うまく文章にできず、
22時を軽く回ってしまったので、
急きょ、別のテーマに変更して、遅い時間にメルマガ発行。
(ときどき深夜の発行になってスミマセン!)
実は、そんなことを2日連続でやっていました。
(時間ばかりがかかり、何やってんだか…)
結局、先の話題については、まだ書けていません…(汗)
もう少し私の頭の中で練って、
いい感じに発酵するのを待ちます。
今回は、諦めてボツにしましたが、
ネタによっては執着して、
必死になって、仕上げるときもあります。
ただ今回は、彼女を混乱させたり、
彼女に誤解して欲しくたくなかったので、
別の話題で書き直しました。
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自分の着想を大切にする一方で、
行き詰まりを感じたら執着しないで切り捨てる。
文章にも“勇気ある撤退”が必要なことを
覚えておきましょう。
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『文は一行目から書かなくていい』藤原智美(著)
https://goo.gl/gCM1I4
ある日のメルマガに関しては、勇気ある撤退しましたが、
完全に書かないという意味ではありません。
時間を置いたら、
もっといいアイデアが出てきて、
分かりやすい文章で伝えられるかもしれませんから。
あなたも、こんなことないですか?