【No.246】名著『愛に生きる』。「思ったら実行せよ」
今日も、昨日に引き続き、
『愛に生きる 才能は生まれつきではない』
鈴木鎮一・著
http://urx.mobi/B97n
を、取り上げます。
「才能とはつくるもの」であり、
子どもの才能教育はもちろん、
大人でも、育てられなかった能力は、
自分でつくればいいし、
自分でよい人生に転換しなければいけない
と、鈴木さんはおっしゃっています。
人生に対して、なにごとも謙虚に受け止めつつ、
主体的な姿勢が、とても印象的。
今日は、「思ったら実行せよ」という部分の紹介です。
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実行する能力を身につける
-これは、あらゆるひとにとって、この人生の、
いちばんだいじなことではないかと思います。
人生の成功も失敗も、
実にこの一つにかかっている。
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(同書)
最近、行動に関することを
このメルマガで何度も取り上げています。
「すべきだと知るだけでなにになるか」
と、著者の鈴木さんが書かれている通り、
実行する能力が、いちばん大事なことであり、
成功も失敗もこの一つにかかっている
としたら、強調し過ぎることはないと思っています。
「思うだけではチャンスは逃げる」から。
そして、
「実行するということは、反省という
大事なことも切り離すことはできない」
と鈴木さんはおっしゃいます。
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反省を生かすには、
反省したときに、
すぐに正しいことを行動に移し、
自分に欠けているよりよいことを、
新しく身につけなければなりません。
(中略)
くり返しくり返すことによってなにごとも身につく、
能力となる。
(中略)
へこたれないでやり抜く。
-これが身につき習慣になれば、わたしたちは、
不可能と考えられたことも可能になり、
閉ざされた道もひらけてくることを、
わたしはいろいろなばあいに発見します。
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(同書)
さすが多くの天才ヴァイオリニストを
育てた方の話は、説得力があります。
熱量も違う。
まずは決断して実行する。
実行して、上手くいかなければ反省し、
正しい(と思った)ことを実行する。
また上手くいかなければ、また反省し、
正しい(と思った)ことを実行する。
またまた上手くいかなければ、また反省し、
正しい(と思った)ことを実行する。
へこたれそうになりますが、
道を開けるためには、そうするしかないようです。
まさしく、今の表現でいえば、
PDCA(Plan→Do→Check→Action)を回す、ですね。
鈴木さんの表現は、言葉に重みがあります。
経験に基づいた、熱い言葉が、
強く語りかけてきます。
勇気を出して、決断し、
実行して、上手くいかないとへこたれそうになります。
でも、またやってみればいい。
出来るまで。
2017年ももうすぐで1ヶ月たとうとしています。
今年の目標も、どんどん実行していくしかないですね。
お互いへこたれずに、前に進みましょう!
ご紹介した本は、
人として、背筋が伸びる本でもあります。
特に、人を指導する立場の方、お子さんがいる方は、
ぜひ読んでみてくださいね。