【No.235】自己満足の気遣いにならないために。
今日は、全国的に強い寒波です。
こんな日に、センター試験とは…。
ちょうど、受験生のお母さまが、
このメルマガを読んでくださっていて、
昨日のメルマガ(※)に次のような感想をくださいました。
※2017.01.13「「メルマガで一番使っていると思います!!」
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/237
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なんてタイムリーなメルマガ!
明日はセンター試験なのです。
「思いっきりやっていいよ!」と声かけして
送り出したいと思います。
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タイムリーなメルマガでよかった!
実は、書きながら、
「秋~冬の発表会シーズン前だったら、よかったな」
と思っていたので、うれしいです。
別の読者であるNさんからは、
こんな感想をいただきました。
(長いですが、伝えたいことは変えず、
編集して掲載します)
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昨日、転んでケガをしたという同僚が、
バイクに乗ってる私に、バイクは危ないから気をつけないと…
と、繰り返し「気遣い」の言葉。
何度も「気をつけて」と言われても、
言われるまでもないこと。
言う側の自己満足でしかないと思いました。
「がんばって」
「落ち着いて」
「気をつけて」
それに代わる言葉がないかなぁと思いながら、
「がんばって」の代わりに、
「楽しんで」と送り出したりしますが、
いまいち勢いが足りないなって思ってました。
「思いきりやればいい」か!
なるほど!です。
ある方からは、具体的に
「背中伸ばして」とか、
深呼吸できる動きを指示してあげといいよ、
と、教えてもらったこともあります。
併せて、「気をつけて」は、
「何をどう気をつけようね」と言われるといいな、と、
昨日の一件であらためて気づきました。
・自己満足で具体性なく、
・無意識で言ってる場合の『がんばって』『落ち着いて』『気をつけて』
には、気をつけようと思います。
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「自己満足の具体性のない言葉」
確かにありますね…。
具体的な言葉じゃないと、
なかなか相手に伝わりません。
例えば、子どもとお菓子作りをしているとき。
「しっかり混ぜて」
では、伝わりません。
これでは、言っている方の自己満足。
「お箸をボールの底につけながら、大きく回してね」
と、具体的に言うことで、
やっと子どもに伝わります。
※「こどもキッチン」の石井先生に
教えていただきました。
http://kodomo-kitchen.com/
とはいえ、つい、やってしまいがち。
「きれいに置いてね」
(→まっすぐに、そろえて置いてね)
「気をつけて!」
(→前を見て!)
具体的じゃないと、
せっかくの言葉も台無しです。
明日もセンター試験。
受験生の皆さん、
明日の試験も、「背筋を伸ばして」
「思いっきりやって」くださいね!