【No.207】視点を変えたら景色が変わった。
昨日、やっと引っ越しに伴う
段ボールやハンガーボックスがなくなり、
家でのネット環境も整い、少し落ち着きました。
以前のメルマガにも書きましたが、
同じ町内の5丁目から4丁目に引っ越しただけ。
それも、同じような建物の社宅なので、
間取りは、左右逆になっただけで、ほぼ同じです。
最寄り駅も、郵便局も、近所のお店も、
変化はありません…。
「新鮮さなんて、何にもない~っ」
と、わざわざ引っ越しをするのに、
かなりの物足りなさを感じていました。
しかし、いつも使う道(最寄り駅や主要道路に出る道)が、
少しずれました。
その、いつも使う道が一本違うだけで、
同じ町内といえども、
景色が少し違ってみえるのが面白い。
曲がり角が違うと、近くの山の景色がまた違って見え、
道の色が違い(舗装が違うため)、
歩いている人も違う(前は中学生の通学路だった)。
リビングの窓は、同じ東向きですが、
窓からの景色も違います。
遠くに見える低い山は同じでも、
周りの建物が違うと、これまた違って感じます。
少し、視点をずらすだけで、
新たな発見や、新鮮みが出ることを実感中。
とてもささやかですけどね(笑)
「分かっているつもり」になっている家族のこと、
友人のこと、自分のこと、仕事のことも、
ちょっと見方を変えたら、
また違った感情が生まれるかもしれません。
優しい目でみたら、
神経質だけど、細やか。
雑というより、大らか。
今は出来ないかもしれないが、伸びしろが大きい。
ミスが多いけど、お茶目だ。
怒りっぽくて恐いと思ってたけど、認められたいだけ。
などなど。
違う側面から見ると、感じ方が変わります。
無理にプラス思考になるというより、
頭の体操にも良さそうです。
事実(住んでいる町)は変わりませんが、
とらえ方や解釈(視点、見方)を変えると、
気持ちや印象(見える景色)が違ってくる。
そんなことを感じながら、この一週間、通っていました。
昨日、約一週間ぶりに以前の道を通ったら、
懐かしさのような、安心感のようなものを感じました。
たった一週間で、ちょっとビックリです。
人間って、順応性が高いですね。