【No.95】お悩み相談。相手に望む前に。
土曜の朝は、いつもよりゆったりとした時間が流れ、
好きな時間の1つです。
今朝も、ボーッと日経新聞の土曜日版「NIKKEIプラス1」を
読んでいました。お悩み相談コーナーの回答で、
イイコト書くなぁと思ったことがあったのでご紹介します。
回答者は、
「花子とアン」や「ハケンの品格」の脚本家である、中園ミホさん。
お悩みは、
バツ1の47歳男性が、先日彼女と別れて、将来が不安、
結婚と子どもを望んでおり、心のもちようを教えてくださいというもの。
あなたなら、なんて答えますか?
「大丈夫、大丈夫! なるようになりますよ~」
なんて答えてしまいそうです(笑)
実際に最近、母の知り合いの女性が、70歳前後で結婚されました。
人生は、何があるかわかりません。
(注:クライアントの皆さま、
コーチングセッションではこんな無責任なことは言いませんので、
ご安心ください。笑)
中園さんは、
相談者の思い通りになっても、
子育てに一番お金がかかる大学生時代に70歳前後、
結婚は、良いコトも大変なコトもあるよ。
苦闘を繰り返すのが普通ですよ、と説明してから、
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つまり相手に望むより、
相手に何ができるかが問われるのです。
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日経新聞(2016年8月27日付け)「なやみのとびら」
その後、一例に大リーグで3000本安打を達成した
イチロー選手の言葉を引用して、
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「僕が何かをすることで他人が喜んでくれることが
なにより大事だと再確認した」。
(中略)
日本人として未踏の記録を達成した彼が、
記録より他の人の喜びに充足感を得ている。
あたなはどう思いますか?
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(同紙)
と、続けます。
人は、いざというときは、
自分のためよりも、
他の人のための方が、がんばれるともいいます。
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元カノでも友人でもいいから、
誰かの望みをかなえ喜ばせること、
その充足感を味わうことが、
進むべき道を決めるきっかけになるかもしれませんよ。
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(同紙)
出会いを求めている人も、
出会いを求めていない人も、いかがでしょう?
「誰かの望みをかなえ喜ばせること」が
進むべき道を決めるきっかけになるかもしれない。
「相手に望むより、相手に何ができるか」。
これらを意識すれば、
誰とでも関係が良くなりそうですよね。
プライベートでも、ビジネスでも。
ふと、最も身近である家族に対して、最近、
日々の家事以外に何かしたことあったかなぁ
と考えてしまいました。
うーん。
まずは、日々の家事こそ心を込めて…かな。
心に刻むべきは、私のようです。