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2022-02-21

腹をくくるとき【目指す世界】

いつものように、
朝、新聞を読んでいると、
次の言葉が飛び込んできました。

彫刻家である
平櫛田中(ひらくしでんちゅう)さんの言葉です。

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いまやらねばいつできる
わしがやらねば
だれがやる

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(日本経済新聞2022年2月17日付「私の履歴書」)

なんて力強い。
なんて気概ある文章。

前文化庁長官の宮田亮平さんが
東京藝術大学の学長になる話を
受けるかどうか悩んだときに、

藝大の助手から
上記のことばが書かれた
色紙を突きつけられたのだそうです。

奥様から猛反対されたそうですが、
結局、田中さんの言葉に
腹をくくったと書かれていました。

この言葉、難しい言葉は
一切、使われていないどころが、
すべてひらがな(笑)

削ぎ落とされた表現に、
覚悟やエネルギーを感じます。

「今でしょ」
というタイミングだけでなく、

自ら、能動的に行動する、
仕掛けていく側になる、
ある意味、使命感まで覚えます。

言い訳をしない、
誰かに押し付けることもしない、
潔(いさぎよ)さ。

そんな言葉が、今の私に響き、
(大きなことではないもの)
私の背中も押してくれました。

いや、背中を押したというより、
「やっぱり、やろうかな」
と思っていたことに対して、

より前向きに
「◯◯のために絶対必要じゃん!
 やるぞ~!!」
と、いう感じ。

なんて単純(笑)

この言葉を書かれた田中さんが、
100歳を超えてからおっしゃった、
こちらの言葉でも有名です。

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「60、70は鼻たれ小僧、
 男ざかりは、
 100から、100から。
 わしもこれから、これから」

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うーん、やっぱりパワフル!

107歳に亡くなるまで
現役でご活躍された方は
燃えるような勢いと心意気が違います。

私たちも、どうせ
死ぬまで生きているのですから(笑)
前のめりな日々を送りたい。

自分の目指す世界に近づくことや、
今の自分にピンときたことがあったら、
思い出してみてくださいね!

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いまやらねばいつできる
わしがやらねば
だれがやる

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あなたの背中も押せていたら、
うれしいです。