【No.19】下手くそに始める価値
昨日は、息子とサッカー教室の体験に行ってきました。
私は見ていただけですが、暑かった~。
息子は2時間で、すっかり日焼けし、こんがり色の肌に。
昨日の初参加者は、ウチの息子(4歳)と、誘ってくれたお友だちの2人。
同年代のクラスとはいえ、
他の子どもたちは、毎週練習しているので、流れもやり方も分かっています。
はじめての2人は、どうしていいのか分からず、とまどいながらもマイペース。
走るところを2人で手をつないで歩いたり、
グランドの周りを走るのに、ショートカットしたり、
サッカーなのに、手でボールをとってしまったり・・・、
あたた・・・
はじめてなので、仕方ないとはいえ、
親としては、口出ししたり、目を覆いたくなったりすること多々。
全員が初心者だったら、入りやすいのでしょうが、
そうではないので、出来ないことが目立ち、本人たちも不安な様子でした。
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この世の中で一流に行う価値のあることは、
下手くそに始める価値がある。
アンソニー・ロビンス
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2012年の池田貴将さんのメルマガにあったことばです。
(忘れたくなくて、スケジュール帳にメモしていました)
出産後、半年くらいたったころ、
当時の私にとっては、少々チャレンジなお仕事をいただいたことがありました。
今までやってきたことは活かせるけれど、プラスαが多いもの。
やってみると、予想以上に大変!
出来ない自分が、もどかしく、くやしく、でも、やるしかなく…という状態でした。
友人と2人で請けた仕事だったので、
優秀な彼女に、アドバイスをもらいながら、必死にやりました。
そんな時に読んだメルマガのことばでした。
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この世の中で一流に行う価値のあることは、
下手くそに始める価値がある。
アンソニー・ロビンス
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凹んでいましたから、響きました。
勇気をもらいました。
それ以来、自分が、はじめてのことをするときや、
思うように出来ず、歯がゆくなるとき、
かっこ悪い自分がイヤになるとき、思い出します。
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一流の自分という門に到達するためには、
下手くそな自分という門から始めなければならない
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そのメルマガに書いてあった文章です。
息子のサッカーを見ながら、思い出してしまいました。
(わが子じゃなければ、微笑ましく見られるのですが、わが子には変な感情が渦巻きますね。苦笑)
息子がサッカー教室に入るかどうかは分かりません。
どちらでもいいですが、
何をはじめるにしても「下手くそな自分という門」を経験しなければ、
「一流の自分という門」には行けません。
下手くそな門を通って、夢中になるものを見つけてほしいなと思います。
私自身、余計なプライドや見栄が、
「下手くそな自分という門」をくぐることを邪魔するときがあります。
かっこ悪い自分に対し、逃げようとする思考が出てきたら、
「下手くそな自分という門をくぐっている途中だよ」
と、あきらめるように、自分に教えてあげたいと思います。
自分の中には、「敵」も「味方」もいますもんね。