いい? 悪い??【事実 解釈】
「いいも、悪いも、ない。
ただ、そうなだけ」
この言葉が、今
ズシリと私に響いています。
次にどうするのか考えるだけ
オンライン(zoom)で
7~8ヶ月ぶりにお会いした方の
シルエットが変わってしました。
話を聞けば、
10kgも痩せたのだそう!
それは見た目が違うハズです。
特別なダイエットはしていなくて、
毎朝、「笑いヨガ」をされただけだとか。
本人曰く、
「笑いヨガ」で痩せたというより、
「いいも、悪いも、ない」
と思ったら、
食べ過ぎることがなくなって、
体重が減っていったのだそう。
どういうことかというと、
今までのサイクルは次の通り。
「食べ過ぎた」
↓
「自分を責める」
↓
「凹む」
↓
「我慢していると、また食べたくなる」
↓
「食べ過ぎる」
・
・
・
今は、
「食べ過ぎた」
↓
「いいも、悪いも、ない」
↓
「で、これからはどうする?」
↓
「食べたかったら食べる。
食べたくなかったら無理して食べない」
と、なって、彼女の場合は、
前ほどの激しい食欲がおさまったらしい。
コロナ太りしていたけれど、
スルスルと痩せていったとおっしゃっていました。
*
これってダイエットに限ったことじゃないです。
私たちは、自分や他人に起きたことに対して、
つい、優劣(「いい」「悪い」)を
決めてしまいがち。
ほとんど無意識的に。
過去の価値観、判断基準で決めつけてしまう。
優劣でいちいち判断する必要は
ないのですよね。
起きたら、決めたら、
次にどうするのか考えるだけ。
些細なことでいえば、
早く寝ればいいのに、
どうでもいいネットサーフィンをして、
自分の睡眠時間を削ってしまったとします。
寝る瞬間や朝起きるとき、
猛烈に自分を責めてたり、
自己嫌悪に陥ったりしそうですが、
それはそれ。
次からどうするか、ですね。
起きたこと、
やってしまったことに
反応しすぎると心が疲れます。
*
ニーチェは次の通り言っています。
「人は自分の欲望に応じて事実を決める」
つまり、
「この世に事実はなく、あるのは解釈だけ」
自分にとって、「悪い」と思うことが起きても、
解釈の仕方によってはいくらでも
変わってしまいます。
実は個人的に、
起きた出来事に優劣をつけ、
凹みそうなことがありました。
「いいも、悪いも、ない。
ただ、そうなだけ」
と、あらためて認識しなおしたら、
ふっと心が軽くなりました。
冷静に対処したら、
なんだか理想的な展開に、
今、なりつつあります。
なんてありがたい~っ!
まぁ、どっちに転んでもいい
という覚悟はできましたので、
途中でなにかあっても、
もう大丈夫です。
最後は、私の心のつぶやきを
書いてしまいました。
ちょっとしたことを含めて
何かをやっちゃったり、
起きたりしたことがあったら、
ぜひ参考にしてくださいね。