自分のコトバで理解してる?【俯瞰 抽象度】
「わかっているつもり」でも
実は理解できていないコトバって
よくありませんか?
「俯瞰しましょう」とか
「視点を高く考えましょう」などと
言われますが、
あなたはどのように
理解しているでしょうか?
先日配信したブログ
「マンガ『三国志』を読みながら…」
に、次のような返信をいただきました。
(一部を抜粋してご紹介します)
正直、「俯瞰力」って、
まだよく分かっていません。
とはいえ、フィクション、
ノンフィクションにかかわらず、
「よくできた話だな」と感心するものは、
「高い視点から」物語をつくっているんだなぁと思います。
思いついたことにすぐ飛びつかず、
ちょっと違うことも考えることができたとき、
「これが俯瞰かな?」って思ったりしています。
日々、精進ですね。
(ここまで)
「分かっているつもりで、分かってないじゃん!」
Sさん、
メッセージありがとうございます。
ご自身なりの解釈が、
とてもいいですね!
私たちは、理解したような気持ちで
使っている言葉も、
実は、あまり理解できていない状態で
使っていることがあります。
私自身も哲学を学びつつ、
「分かっているつもりで、分かってないじゃん!」
と、自分でツッコミたくなることが多々。
そんな時は、
稚拙なコトバでもいいので、
言い換えたり、
具体例を考えたりしています。
先日のブログ(※)でも、
似たようなことをお伝えしました。
私たちは、誰かが言っていたことや
教わったことを
さも理解したように使ってしまいがち。
ぜひコトバ遊びのごとく、
そのコトバを言い換えたり、
もっと具体的にしてみたり、
もっと抽象度を上げてみたりする。
すると、
独自の表現が出てきたり、
理解が深まったり、
大きく捉えたりすることができます。
サイズの合わなかった服が
急に自分にぴったりとあった服になるような
そんな感覚になることも。
世界が、よりくっきりと
見えてくるような気がしますよ。
私も、日々試行錯誤しています。