【No.124】「無限の現状肯定」ということは。
昨日書いたメールマガジン、
「女性を生きるということは、『無限の現状肯定』です」
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/126
さまざまな意見や感想をいただきました。
「今なら、受け入れられるかな。
15年前なら、受け入れられなかったと思います」
「女性は自分の意志無く変化を受け入れる分、
男性より、たくましくなっていくような気がします」
「不変は人生あり得ない、と割り切って生きています」
「『現状肯定』できる人って、『現状を正しく把握している』人なんでしょうね」
読みながら、ナルホドと、うなってしまいました。
皆さん、イイコトおっしゃいます。
ほとんどの方は、勘違いしていないと思うのですが、
ふと、ある危険性を感じたので、今日は補足のメールマガジンです。
「無限の現状肯定」の
「肯定」を、あらためて調べてみました。
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そのとおりであると認めること。
また、積極的に意義を認めること。
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「goo辞書」から
「無限の現状肯定」とは、
「仕方ない」と、
消極的に現状をあきらめるとことではありません。
現状をそのまま認めて、
その上で、どうするのか。
自分は、どうしたいのか。
「覚悟」して、次に進むというイメージです。
昨日も書きましたが、
「全てを受け止め、引き受け、進んでいくということ」
人のせいにしたり、環境のせいにしたりせず、
受け止めて、引き受けて、覚悟して、進んでいくということ。
例えば、
「したいことがあるけれど、小さな子どもがいる」
という現状があるとします。
それを受け止めて、
だから、止めるのか。
だから、ペースを落とすのか。
だから、お願いする誰か(施設)を探して、やり通すのか。
「出来ない」ことだけをフォーカスしてしまうと、
「近くに親がいる人はいいな」とか、
「子どもが大きい人はいいな」とか、
人をうらやむだけで終わってしまいます…。
「無限の現状肯定」をするこということは、言い方を変えると、
「覚悟を決める」
「腹をくくる」
ことだと思います。
こんなことを書いている私ですが、
先の例えは、まさしく私のことでした。
「覚悟を決めた」「腹をくくった」のは、
子どもを生まれてすぐには、できていませんでした。
だからこそ、三砂ちづる先生がおっしゃっていた
「無限の現状肯定」が、
こんなに響いたのでしょうね。
女は、いろんな出来事を経験し、遭遇し、
そのたびに、覚悟をきめて、腹をくくります。
(もちろん男性にもありますが…)
読者の方がおっしゃっていたように、
女は歳をかさねると、
だんだんたくましく、強くなるはずですね(笑)