【No.330】「働きアリの法則」知っていますか?
こんにちは。寺尾祐子です。
今朝のコーチングセッションでのこと。
クライアントさんは、お話を聴いている私が、
びっくりするほどのがんばり屋さん。
「私さえ…」は、本当にうまくいく?
ご結婚されおり、お子さんは二人いる女性です。
つい最近までバリバリ働いていらっしゃいましたが、
体調を崩されて、今は専業主婦をされています。
「私さえ、我慢すれば、うまくいく」
「私さえ、必死にがんばれば、うまくいく」
「私さえ、相手を細かく管理していれば、うまくいく」
と思って、生きてきました。
そして、ご自身が、がんばれば、がんばるほど、
ご主人の仕事ぶり(=収入)に、不満が高まっていました。
ご主人に対し、
期待しすぎていたのかもしれません。
「働きアリの法則」って聞いたことありますか?
アリの社会は、2:6:2の割合で、
よく働くアリ、普通に働くアリ、怠け者のアリが
いるのだそうです。
よく働くアリばかりを集めても、
怠け者のアリばかりを集めても、
結局、2:6:2の割合で、
よく働くアリ、普通に働くアリ、怠け者のアリ
に分かれるのだとか。
これが、「働きアリの法則」です。
※「働きアリの法則」詳しくはWikipediaで。
https://goo.gl/pHixO3
つまり、何が言いたかったかというと、
クライアントの女性が、
がんばり過ぎていたから、
ご主人が頑張らなかったかもしれない、ということ。
日々実験!
これは仮説です。
だから
「実験しましょう!」
ということになりました。
ご主人をコントロールしようとしたり、
期待したりするよりも、
頼る、甘える、感謝するといったイメージです。
そうしたら、彼女は
「私が、がんばらないように、がんばってみます!」。
いやいや、がんばらないでください(苦笑)。
詳しくは割愛しますが、
彼女のイメージする具体像を決めて、
毎日、その自分をイメージして暮らすことになりました。
まずは、実験です。
コントロールできないことは手放し、
自分ができることをやっていく。
家族に、頼る、甘える、感謝する。
どんな実験結果になるのか、
彼女自身の変化を聞くのが楽しみです。