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2017-03-21

【No.302】やりたいこと、やっていますか?

カレンダーをジッと見ると、
(ジッと見なくても)
春のお能の発表会が、もう来月!

それも、1ヶ月切ってた…。

今日から、発表会前モードにして、
お能のお稽古やりまする。

あなたは、「やりたいこと」やっていますか?

私みたいなタイプは、
やりたいことが湧いてきてしまうので、
正直、自分自身に付き合いきれません…(苦笑)

今は、増やすことより、減らすことに注力中。

友人たちやクライアントさんたちと話をしていると、
やりたいことに蓋をしている方、
多いように感じます。

もちろん、使える時間や予算、
さまざまな制約もあるでしょうから、
何でもかんでも
「やりましょう!」
とは言いません。

ただ、運動をして健康を保つように、
自分の心の健康を保つためにも、
やりたいことを押し殺し過ぎてしまうのは
どうかなと思います。

やりたいことが見つかったらなら、
(小さなことでも)
見ないふりをするのは、もったいない!

何かを始めることで、
日々の潤い、活力が違ってきます。

とっても身近な例ですが、
趣味を始めて生き生きしている二人がいます。

私の夫は、合気道を始めて、変わりました。

もともと持っていたにも関わらず、
くすぶっていた長所に、
くすぶりが取れて、磨きがかかった感じ。

今では、転勤が決まると、
何よりも先に、合気道の道場を調べるほど(笑)

考え方の基盤にもなっているように見えます。

仕事以外の場所で、老若男女の仲間ができ、
彼の世界がグーンと広がったようです。

もう一人は、母。

60歳ごろから卓球を始めました。
一人暮らしで老け込んでいる時間がないほど、
卓球が大好き。

70代前半ですが、
泊りがけの合宿にも行っています。

試合の結果に、悔しがったり、喜んだり、
「青春時代ですか?」
と、言いたくなるほど(笑)

夫や母ほど、のめり込むものに出会えるって
幸せだよなってしみじみ感じます。

もちろん四六時中、趣味の時間ではないので、
それなりにイロイロあるようです。

しかし、夢中になれる時間があるというのは
かけがえのない時間だなと。

私は、自分のペースでお能と向き合っています。
「わけわからーん」
とか思いつつ、たまーに顔を出す心地よさを味わいつつ。

60歳から卓球を始めた母が言っていた
印象深い言葉があります。

「何を始めるにも、遅すぎることはない。
今が、これからの人生で一番若いから。
思ったときに、何でもやってみればいいよ」

やりたいと思った時が、始めどきです。