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2016-06-22

【No.29】こころが動くことを大切にしてみる。

梅雨らしい日が続いています。

お肌が潤う雨もいいですが、明日は子どもの運動会。

午前中だけでいいから、晴れてほしいな。

「大切なのは、
感情へのアクセスの速さなんだよ」

20代後半の向上心あるステキなMちゃんの、
発言に対する答えでした。

半年ほど前、
コーチング基礎講座を受けたときのことです。

「リーダーくらいスキルがあっても、デモセッション中に、
涙があふれて止まらない、
苦悩している姿にびっくりしました。

スキルがたくさんあっても、
悩みってなくならないんですね」

そのとき、一緒に受講していた
50歳前半のある男性がこう言いました。

「Mちゃん、どんなに偉くっても、成功していても、
人の悩みはなくならないことは、理解できるよね。

大事なのは、
感情へのアクセスの速さなんだよ」

大人になればなるほど、さまざまな経験から、
心にフタをしたり、
傷ついた気持ちをごまかそうとしたり
格好つけたりする。

「おり」のように心の中に溜めていく。

そうして、気持ちを押さえ込んでいくと、
自分の本当の感情が、
どこにあるのかさえ分からなくなる。

頭で考え過ぎて、直感もなにも分からなくなっていく。

だからこそ、
本当に自分の感情に気がつけるというのは、
自分の人生を生きていく上で、
とても大切なんだよ。

と、いうような話でした。

そのときは、
分かったようなつもりになって聞いた記憶があります。

つい最近、先のことばを思い出すような
出来事がありました。

自分でもびっくりするほどの心の乱れ。

薄々感じてはいましたが、
ちょっとしたきっかけから、
涙が止まらなくなってしまいました。

自覚していなかった自分の気持ち。

衝撃でした。

その日から、心のありか方が少し変わっています。

表には、誰にも分からないくらいの変化ですが、
内面的には、大きな大きな価値ある変化。

長くなるので、機会があったら、また告白しますね。

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“心が動くこと”の根底には、
大きなパワーが秘められている。
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「いつも『いいこと』が起きる人の習慣」
トマス・レナード著/堀紘一・訳

心にフタをしないで、
気持ちをごまかそうとしないで、
オープンに、感情に素直に過ごせたらいいですね。

明日のお天気、厳しいかなぁ。