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2016-12-14

【No.204】「慣れ」や「飽き」を感じていませんか?

昨日は、友人が仕事を再出発した
お祝いランチをしてきました。

心の底から「私にはコレなんだ」というものを
苦しみの末に見つけた友人は、
エネルギーに溢れ、本当に輝いていました。

場所は、京都にある隠れ家のような、
カジュアルなフレンチレストラン。

おしゃれなお店で、おいしいお料理、
そして、仲のいい友人とのランチ。
最高です。

ところが、1つ残念なことが…。
接客が惜しい。

彼女は、ベテランのアルバイトなのでしょう。
テキパキとした動きはいいのですが、
少々雑で、愛想がない。

言葉使いは間違っていないかもしれなけれど、
ぬくもりがない。

お客さまに喜んでもらおう
という気持ちが、全く伝わってこない。

なんだかとても惜しい。

彼女は、きっと入った頃は一生懸命に
お客さまに楽しく過ごしてもらおう、
失礼のないように頑張ろうと
思っていたと思います(多分ですけど)。

月日が経ち、
そつがなく出来るようになって、
緊張感のあったアルバイトが日常になり、
細かな部分まで気持ちが入れられなくなった…、

かもしれないと、
勝手に想像してしまいました(笑)。

真偽のほどは分かりません。
でも、よくあることのように思います。

「やる気に満ちて、楽しくって仕方がない」時代も
きっとあったハズ。

人間は、時間とともに、慣れて、飽きてしまう。
(まるで恋愛のよう???苦笑)

この頃が、一番危険です。

ミスを犯しやすいし、
間違いはしれないかもしれないけれど、
少々鼻についた態度が、周りの人に不快感を与えがち。
(先のレストランのアルバイト女性のように)

友人とも、「慣れ」「飽きる」について話していました。

心から望んだ仕事を再スタートする彼女は、
今の気持ちを忘れないように、
たくさん書き留めているのだそうです。

やる気に満ちた気持ち、
自分のエネルギー源、
感謝の気持ちなどを、綴っているのでしょう。

「慣れ」「飽き」を越えてこそ、プロになっていくのでしょうね。

「慣れ」「飽き」を感じたら、

初心を思い出したり、
自分にとっての原動力を、再度考え直したり、
人生の目的との関係性を考えたり。

そういったことが、必要になのかもしれません。

「慣れ」「飽き」の山を越えることで、
一層強化された気持ちや、思いが、
自分の行動にのってくるのだと思います

実は、私も、このメルマガを書くようになった
いくつかの原動力の1つ、
心が大きく動いた「悔しかったこと」
を書き留めて、たまに見返しています。

ロングセラー商品の一番の敵は、
「社員が飽きること」
という話も聞いたことがあります。

大切にしたいこと見失わないように、
「慣れ」「飽き」という一時の感情に流されないように。

「慣れ」「飽き」を感じたら、
「もう一つの山を越えるサイン」なのか、
「違うことをしろというサイン」なのか。

じっくり見つめ直しす岐路には、間違いなさそうです。