【No.154】言葉が言葉を連れてくる。
ぐぐっと寒くなりましたね。
わが家では、冬のスリッパを使い始めました。
ブログでも、メルマガでも、何かの感想でも、日記でも、
書きいていくうちに、
「私、こんなこと思ってた(考えてた)っけ?」
と、思ったことありませんか?
今日のタイトルでもある、
「言葉が、言葉を連れてくる」という感覚です。
紙にペンを走らせているときだけでなく、
パソコンに向かっているときも。
手を動かしながら(動かしているからこそ)、
頭の中にあることを文字化していると、
自分では認識していない言葉が出てくるときがあります。
頭の中で、勝手にグルグルしているときとは違った言葉。
結構、イイコトが出てくることありますよね(笑)
また、
「アレも、コレも、何だかイロイロあって
頭が混乱して落ち着かない!」
というとき、頭や心の中だけに置いておかず、
言葉にしてだしてみると、
「あれ? いっぱいあるかと思ったら、
アレと、コレの2つしかなかった…」
なんてことも(笑)
自分の感情やこんがらかった出来事を、紙に書いていると、
冷静にみられたりします。
悲しい、
くやしい、
何だかモヤモヤする、
怒りを感じる、
憤りを感じる、などなど、
そんな時こそ、
言葉にして、外に出してみる。
聞いてもらえる人がいる方はいいですが、
もし、いらっしゃらなければ、
紙に向かいながら(PCやケータイでもいいですけど)、
正直な自分の気持ちを、出してみてください。
すると、気持ちがだんだん落ち着き、
書き出す前には気がつかなかった、
感情の奥底にあるものが見えてきたりすることもあります。
その昔、私が肉体的にも、精神的にも、追い込まれていたとき、
ノートに感情を書き出しながら、
必死に、自分を守っていたようなことがありました。
これもきっと、貴重な思い出になるんだろうなと思いながら。
書きながら、自分を慰めていたんですね。
以前にもメルマガ
「書いていく、ということは…」にも書きました。
書くということは、
自分自身への理解が深まり、慰めにつながると。
※「書いていく、ということは…」
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/112
だんだん夜が長くなってきました。
読書の秋もいいですが、
自分自身への理解を深めるためにも、何か「書いてみる秋」もいいですね。
手を動かし、言葉をつむいでみる。
言葉を書いていくうちに、
思いもよらない発見があるかもしれません。
書くのが面倒な方、
よろしければ私がコーチングセッションをお受けしますよ(笑)