【No.103】自分を信じて、一歩ずつ。
「コーチングって、ビジネス用っていうイメージがありましたが、
そうとは限らないんですね」
ある問題に対して、
年単位でグルグルと悩み続け、
縁あって、セッションを受けてくださった方の感想です。
「今まで気がつかなかった事実に気がつけたし、
考えていたこと、感じていたことを整理してくださって、
ありがたかったです。
あれだけ苦しかったのが、楽になりました。
ヒントが見えたのがうれしいです」
はじめはとても苦しそうでしたが、セッションが終わるころには、
明るく、落ち着いた声になっていらっしゃいました。
これまでは、感情を思考で一生懸命に押さえつけ、
がんばりつづけていのが、
お気持ちと事実が、随分整理されたようです。
今日のメールマガジンは、
コーチングセッションの一部復習と補足です。
作家の村上春樹さんが、
本のなかでこんなことをおっしゃっていました。
小説を書きながら「プロだから結末は来る」と
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「自分を信じる」という側面もまたあるわけです。
<中略>
それでもときどきふと
「大丈夫かな?」
と思うこともありますが、
「大丈夫」
と自分に言い聞かせて書き続けるのです。
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『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』 河合隼雄・村上春樹・著
村上春樹さんですらも、
「自分を信じる」という感覚を意識して持ち、
「大丈夫」とご自分に言い聞かせているというのが、
とても印象的でした。
「自分を信じる」
正直、使い古された言葉でもあります。
「どう信じていいかもわからない」
と、おっしゃる方もいらっしゃいます。
でも、一度「自分を信じる」と決めてみてください。
そして、「大丈夫」だと言い聞かせて欲しいのです。
もし、大丈夫じゃなかったら、SOSを出せばいいですから。
がんばり過ぎないで、
自分の感情を、思考でないがしろにしないでください。
自分を信じて、
自分を肯定する。
人に甘えるワーク、どんどん試してくださいね。