【No.257】鳥だって、昔は飛べなかった?
鳥は1億年以上の時間をかけて、
恐竜から今の姿に進化しました。飛べなかった生物が、
飛べるようになったのですから、
それは驚異的なことです。鳥たちは空を飛び自由に移動することで、
多くの利益をえました。『講談社の動く図鑑MOVE 鳥』 「監修者のことば」から。
監修・川上和人主任研究員
http://zukan-move.kodansha.co.jp/published_list/move/birds/1/
飛べなかった生物が、
人間のように機械ではなく、
自力で飛べるようになった現実。
まさしく「驚異的」です。
平凡な表現ですが、
ものすごいことですね。
なんだかロマンまで感じます。
敵から身を守るため、
より魅力的なエサを得るために、
気が遠くなるどころじゃない、想像を超えた年月をかけて、
飛べなかった生物が、飛べるようになった。
「飛びたい」
「飛べるようになる」
と、何世代も強く強く強くおもい、
挑戦をし続けたのでしょうか。
鳥たちは、必要に迫られただけかもしれませんが、
「自分たちは飛べるようになる」
と、信じてきたからこそ、突然変異か何かが起きて、
今の姿になったのかも。
なんて、勝手に想像してしまいました。
先日、
「自分をどこまで信じられるかが、成長のカギ」
と、ある方から教えていただきました。
「自分自身を信頼する」
言葉にするのは、カンタンです。
しかし、実際に腹落ちし、
心の底から思えるのには、それ程カンタンではなさそう。
カンタンじゃないけれど、
価値があることというのは、
なんとなく、わかりますよね。
今朝は、日曜日でしたが、
珍しくコーチングセッションを行っていました。
昨日に引き続き、今日も
大きく変化を遂げているクライアントさんとのセッション。
半年前とは別人です。
電話から聞こえる声のハリまで違います。
詳しくは書けませんが、
過去をふり返り、
自ら行動した経験を通し、
急に大きく吹っ切れたとおっしゃいます。
「人と比べて、焦ったり、落ち込んだりしていたけれど、
今の自分を受け入れて、
自分に集中できるようになりました」
「大変なことも、楽しんで続けてみます!」
と明るい声でおっしゃったのが、印象的でした。
半年前、
「自己肯定感が低いのが悩み」
とおっしゃっていたのが、別人のようです。
今までご自身がされていたことに、自信をもち、
人と比べず、信頼できるようになった様子。
何ともうれしい変化です。
新しい重要な課題も、ご自身でちゃんと分かっていて、
聴いているこちらが、ワクワクしてきました。
鳥たちが飛べるようになったことと、
私たち人間の信じる力と
同じ次元の話にするのはちょっと無理があるかもしれません。
しかし、強く信じたり、願ったりすることとは
ムダなことではなりません。
現世で、飛べなくてもいいので(笑)、
自分を信じてみる。
自分を信頼してみる。
何かにチャレンジするときは、
ぜひ自分を信頼して、全力で進んでくださいね。