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2017-01-29

【No.250】短くてもいいですか?

5歳の息子と2人でお風呂に入っていたときのこと。

先日紹介した、天才ヴァイオリニストを育てた鈴木さんの本、
『愛に生きる』
の影響を受けている私。

「ママもヴァイオリンやってみようかなぁ」

なんて冗談を言うと、
息子が、
「みんなの前で弾かないといけないかもしれないよ」
といい、

「みんなの前に出るなら、髪の毛が長い方がいいんじゃない?」

と、衝撃の発言。

子どもが生まれる前から、
10年ほど、髪型はショートかベリーショートを続けている私。

私:「え?」

息子:「S君のママみたいさー」

私:「(たしかにS君ママは、髪が長く、女性らしく色っぽい…)
うーん、短い髪じゃダメ?」

息子:「ダメじゃないけど…。長い方がいいかな。Iちゃんママも長いよ」

母である私は、驚きとショックでしばらく絶句…。

私:「スカートで、髪が短いママと、
髪が長くて、ズボンのママと、どっちがいい?」

なんて、よく分からない発言をする私。
少々逆ギレ?(苦笑)

もともと息子がスカート好きと知っているので、
ヘンなことを口走っていました。

もちろん息子は、
「髪が長くて、スカートがいい」と。

それにしても、驚きました。
息子も男です。

男性って、やっぱり長い髪が好きな人が多いのでしょうか。
5歳児が言うくらいですから。

髪を伸ばす気は全くなかったのに、
息子の発言で、一瞬考えてしまいました(笑)

人は、それぞれ、
好みも、それぞれ。

自分がいいと思っているものが、
他の人もいいと思っているとは限らない。

同じように暮らす親子でも、
私はOK、
息子はNG。

好みや価値観が、それぞれにあります。

これが、仕事だったら…、

独りよがりになって、
価値(好み)の押しつけをしているときがあるんじゃないか、

と考えてしまいました。

自分がいいと思っていても
お客さまがいいと思っているとは限らない。

仕事ならば、答えは、お客さまにあります。

お客さまが感じる価値を考えたり、
思いを巡らすこと、
相手の意見を聴くことを忘れてはいけない、

と、改めて思った次第です。

そして、わが家。
息子は、お客さまじゃないので、
やっぱりしばらくは、ショートカットを貫こうと思います(笑)