【No.220】「やってるつもり」はキケン!
昨日は、美容院へ行ってきました。
組織のトップ3でもある美容師さんとは、
なぜか毎回のように
チームビルディングや、人材育成、
生き方のような話になります。
私も興味ある話ですし、
部外者(それも客)ゆえ、
好き勝手なことを話しています。
今回は私も「ギクリ」という話が…。
美容師さんいわく、スタッフに、
「××は、やったの?」って聞くと、
「やってるつもりです」って返ってくる。
「それで、結果は?」って聞くと、
「………」。
「やったつもりです」って答えるスタッフほど、
動けていないのだそうです。
そして、それを正当化してしまう。
(耳が痛い!)
しかし、結果が出ていないということは、
「必要なことを『やっていない』」ということ。
厳しいですが、現実です。
そんな話をしながら、
「私も、やっているつもりだった日々だったのかも」
と、思ってしまったワケです。
今年の年頭に目標を掲げたこと。
うれしいことに、ちゃんと達成したこともあります。
しかし、残念ながら達成しなかったこともありました。
それも達成にむけて、
「やっているつもり」になっていたから、タチがわるい。
悲しいかな。
結果を見れば、動けていなかったのは明らか。
「やっているとは認定できない」
「明らかに、行動が不足していた」というレベル。
直視していなかったようにも思います。
私にとって、達成が難しいものだから。
でも「やってるつもり」。
うーん、なんて、やっかいなのでしょう!(苦笑)
達成しなかったことを、あらためてふり返ると、
目標自体が、「ぼんやりとした目標」でした。
焦点がイマイチあっていない。
それじゃぁ、達成も難しいに決まっています。
ぼんやりした目標には、
ぼんやしとした行動しかできませんから。
ということで、その部分に関しても、
明確な目標を立てることにしました。
そして、それを実現するために、
ある程度、内容を分解して、スケジュールを立てます。
分解しないと、
また具体的な行動に落とし込めません。
「やってるつもり」は、「やってない」のとほぼ同じ…。
美容師さんのセリフから、
見ないようにしていた、自分の現実を
しっかりと見つめるチャンスをいただきました。
「やってるつもり」じゃなくって、
「やったのか、どうか」。
結果ですからね。
以前も、似たようなメルマガ(※)を書きました。
※2016.9.8『「つもり仮面」にご注意を!』
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/110
今回は、もう1段階か2段階、深いところに、刺さっています。
うまく伝わっているでしょうか?