【No.176】忌憚(きたん)ない意見をもらう場合の大前提
同じ(近い)価値観を持って、
遠慮無く、ストレートに意見を言ってくれる人はいますか?
断捨離仲間でやっている、「お宅訪問」に行って来ました。
メンバーのお家にお邪魔し、もっと断捨離できるものはないか、
キッチンや押し入れ、クローゼットなど、引き出しまでチェックします。
今回は、マンション住まいのお友だちでした。
※前回は、わが家でした。その時のレポートは、こちら。
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/138
リフォームしたてのオシャレな空間です。
今回の参加者5人が、自由に、存分に、突っ込みます。
「コレ、同じのが3つあるよ」
「オシャレな空間に、このキティ扇風機は何?」
「コレの場所は、ココじゃないよね?」
「高かったかもしれんけど、まだ使う?」
「ご主人サマに、このトーマス茶碗はどうなの?」
などなど、
人のことは、気がつきます、わかります(笑)
バカラのグラス横に、キャラクターの絵が剥げかかったプラスチックコップ。
高校3年生の息子さんがまだ2歳の時に使っていたものだとか。
「Kちゃん、これ違和感あるわぁ」
みんなから突っ込まれ、本人も
「ホンマやね。ずーっとあったから、景色になってたわ」
と、あっさり断捨離。
捨てる、捨てないは、モチロンお家の人が決めます。
訪問者は、質問したり、提案したりするだけ。
我が家をやってもらった時も、面白かったけれど、
人のお家は、もっと楽しい(笑)
客観的な意見って、本当に大事だなと改めて思います。
今回は、ゴミ袋1つ分の断捨離になりました。
忌憚(きたん)のない意見、率直な意見は、とてもありがたい。
しかし、大前提として
「同じ(近い)価値観を持っている場合に限ると思っています。
(目的があって、幅広く意見を求めたい場合は別です。)
単にズバズバものを言ってもらっても、
価値観が全く違ったら、参考にならないどころか、迷惑なだけ。
よくある、世代や教育方針が違ったりする親や親戚から意見。
心配したり、応援したりしてくれている気持ちは分かっていても、
価値観が違う場合、子どものことでイロイロ言われても、困ってしまいます。
同じ(近い)価値観を共有したうえで、
相手を尊重しつつ、心から応援する気持ちを持った指摘が、相手に響くのでしょうね。
メンターであったり、時には上司であったり、コンサルやコーチであったり、仲間であったり、家族であったり。
質問されたり、指摘されたりして、気がつくのは、ある意味快感でもあります。
今回、断捨離お宅訪問したKちゃんからは、こんな言葉をいただきました。
「ほんま楽しかったわ~。ありがとう!」
Kちゃんこちらこそ、ありがとう!