【No.161】期待するから、ムッとする?
11月が始まりました。
2016年はあと2ヵ月。
思わず「早いーっ」と言いたくなります。
2017年をいい年にするためにも、
残り2ヵ月、時には前のめりで、時にはじっくりと、過ごしたいですね。
『人に期待しない』
私なりのさまざまな経験から、学んだことです。
人に期待するから、ムッとするし、
人に期待するから、裏切られたような気になる。
人に期待するから、さみしさも感じる。
10年以上前に、そんな話を、以前の会社の先輩に話をしたら、
「私の彼(バツイチ。今はその先輩と結婚)はね、
『期待は失望の始まり』
とか、言ってるよ」
と、教えてくださいました。
ナルホド。
ちょっと、寂しい響きがただようものの、そうかもしれないと思った私。
こんな会話をして10年以上経ち、
私の断捨離師匠である檀葉子さん(※)からは、また別の言葉を教えていただきました。
※壇葉子さん
『信じて、期待せず』
期待はしないけど、信じることはする。
信じているだけだから、結果はどっちに転んでも大丈夫。
(神さまや仏さまを信じていても、
何もしてくれない! と怒る人はいませんよね?)
「信じる」には、結果は関係ないという、主体的な感じがします。
一方、「期待する」は、いっけん主体的ですが、
結果は、相手次第。
結果によっては(期待通りにいかないと)、残念な気持ちが返ってきます。
「ムッ」とするときって、意外に期待し過ぎだったことはありませんか?
もっとサービスがいいと期待していたら、そうでもなかった。
やってくれると期待していたら、やってなくて腹がたった。
もっと感謝してくれるかと期待したら、そうでもなくてさみしかった。
などなど。
相手はこちらが期待していたことなど知らず、
こちらが一方的に期待していただけなのに。
こんなことを、「小悪党の憂鬱 (Kindle版)」(※)を読みながら、
ふと思い出しました。
※「小悪党の憂鬱 (Kindle版)」
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MDMFVYF
本メルマガの内容とは、全く違う、もっとピリっとした哲学的な内容のものです。
(哲学の入門書としても、オススメ)
「期待」という言葉がでてきたので、それに反応して、今日のメルマガとなりました。
「期待」し過ぎていませんか?