【No.114】コントロールできることに集中する!<前編>
今回のメルマガは、伝えたいことが多すぎて長くなってしまったので、
2日間にわけて送ります。
タイトルは、
「コントロールできることに集中する」。
つまり、
コントロールできないことに、気をかけ過ぎない、気を揉まない。
=自分の力の及ばないことは、気にしすぎない。考え過ぎない。
ということ。
コントロールできないことに、気を揉んでいる方は、意外と多いですし、
私も意識していないと、引っ張られてしまうことも。
例えば、こんな方がいらっしゃいました。
小さなお子さんが2人いらっしゃる、Sさん。
長期滞在していた海外から帰ってきていて、
ずっと仲良くしていきたいお友だちMさんがいます。
「忙しいかなぁ、私が連絡しても、迷惑かなぁ、でも元気かなぁ」
と、想像を膨らまし、会いたいなと思いつつ、
「年賀状で連絡を取ればいいや」
と、自分の中で結論を出していました。
お友だちのMさんこそ、Sさんに対し
「会いたいけど、子ども2人いるし、忙しいだろうなぁ」
と、遠慮していそうです。
もし、お互いに遠慮していたら…
なんだかもったいなくないですか?
(真実はわかりませんけど)
年賀状もいいですが、まだ数ヶ月先ですし、
その他大勢の「また会いたいね!」に紛れてしまいそうな気も…。
あなたなら、どうしますか?
お友だちから連絡をもらったら、素直にうれしいですよね?
たとえ、忙しさにかまけて、返信が遅いとしても、
うれしい気持ちと行動に「時差」が生じているだけ。
もし万が一、本当にめちゃくちゃ忙しくて、
それも、連絡をもらってもうれしくないお友だちなら、
それなりの理由をくっつけて、会うことを断られるかもしれません。
それはそれ。
だんだん、本当にご縁も薄くなっていくでしょう。
相手が喜んでくれる、喜んでくれない、
どちらにしても、
相手がどう思っているかは、こちらでは分かりません。
球を投げてみて、どうするかは相手次第。
球を投げないことには、始まらない気がします。
どんな球を投げるかは、コントロールできます。
投げたら、結果を受け止めるだけです。
返信がもらえて、会えたら、とてもうれしいし、
返信がもらえても、会えなかったら、少しザンネン…。
返信が来なかったら、とてもザンネンだけど、仕方なし。
自分で、コントロールできないことは、潔く手放した方がいい。
「私はどうしたいか」は、コントロールできること。
「私は、会いたい」という球を投げたら、後は、相手次第です。
断られるのは、悲しいし、寂しい気持ちになります。
とはいえ、悲しいとか、寂しいとか、キズつくのがいやだから、
何もしないというのも、ちょっともったいない。
何もしないというのは、
自分の気持ちを、軽んじて、ないがしろにしているということ。
それは、自分に対して失礼です。
相手の気持ちを無視して、
どんどん球を投げろと言っているわけではありません。
相手を思いやりつつも、
自分の気持ちに素直になって、行動するのも、とってもいいですよと。
友だちへの連絡で、大げさかもしれませんが、
その他にも似たような気持ちになって、動けなくなっていることありませんか?
Sさんだけでなく、お友だちや、
コーチングセッションを受けてくださっている方でも、
近い方がいらっしゃいました。
なので、今日はふり返りの気持ちも込めて書いています。
仕事でも、プライベートでも、断られることがイヤで、
行動できなかったり、
逆に、自分でがんばり過ぎたりしている方いませんか?
断られることを必要以上に心配しなくていいですよ~。
断られたら、
「ん~、ザンネン。ま、そんなこともある」
と、気持ちを切り替えてくださいね。
では、明日に続けます。