【No.107】「つもり仮面」にご注意を!
先日、地下鉄に乗っているとき、
窓ガラスに映った自分にビックリしました。
「全然、笑顔じゃないじゃん!」
以前のメールマガジンで
「真顔を笑顔にする」について書きました。
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/92
少し前から、「真顔を笑顔」にチャレンジ中です。
まぁまぁできている「つもり」になっていましたが、
全然そうじゃなかった……。
今日は、お能のお稽古でした。
同じようなことは、何度も書いた気がするので、
ここに書くのも恥ずかしいですが、
もう少し、ちゃんと舞える「つもり」だった私。
できない自分にショックを受けたのか、
前回できたことすら、できない…。
覚えた「つもり」になっていて、
体は、しっかり覚え込めてなかったんですね。
帰り道、
「あー、つもり仮面だったなぁ~」
と、一人反省。
学生時代や、資格試験の勉強をしているとき、
参考書を読んでいるだけでは、
わかった「つもり」になる。
でも、問題集を解いたら、
「あれれ? わかんない」
という感じです。
つもり仮面とは、
できたつもり
やったつもり、
わかったつもり
一生懸命のつもり
伝えたつもり、など
現実とはちがった思い込み。
自分ひとりのときは、楽観的になりすぎると、
OKのように錯覚してしまう。
もろい仮面ゆえ、客観的に見たり、人前に出たりすると、
簡単にはがれて、正体がバレるわけです。
一度、OKを自分に出す前に、
「つもり仮面」になっていないか、
問うた方がいいようです。
先の地下鉄では、
びっくりした私は、ガラス窓を見ながら、口角を上げて、
「これくらいかなぁ?」と笑顔をつくり、
少々あやしい人だったと思います。
今朝も、幼稚園の笑顔がステキな先生にお会いし、
いい影響を受けてきました。
真顔が笑顔。
あきらめず、地道にがんばります。
つもり仮面には、要注意しながら。