toggle
2016-07-02

【No.39】人の名前、覚えていますか?

今日、子どものスイミングスクールへ一緒に、
行ったときのこと。

入口で、
「おっ、このコーチ、さすが!」

と、思ったことがありました。

プールに入る前ですから、
指導法が特別よかった
というわけではありません。

そのコーチは、
もともと、子どもや親に対しての
対応がいいというのもありました。

入口で生徒たちを迎える笑顔の元気さが
他のコーチとも違っていたこともあります。

特に感心させられたことは、
シンプルなことです。

それは、

子どもの名前を覚えていたこと。

その方は、現在の担当コーチではありません。
1年以上前に、週1で、
2~3ヵ月指導していただいただけ。

プールでは、水着姿のときは、
水泳帽に大きく名前が書いてありますから、
特に名前を覚えなくても、支障はありません。

だからこそ、びっくりしたのかもしれません。

名前の件で、感心してしまうといえば、
今、通っている幼稚園の先生方です。

担任の先生だけでなく、
他の先生方までもが、
子どもたちの名前を覚えているのです。

全園児250人くらいでしょうか。

それも、先日、卒園児たちにも
フツーに名前を呼んで、接していました!

夫曰く、園長であるシスターまでが、
ウチの子どもの名前を呼んでいたのだとか。
(キリスト系の幼稚園に通っています)

名前を覚えるのが苦手な私にとったら、
信じられない光景。
脱帽です。

どんな魔法があるのかと思ってしまうほど(笑)

子どもの名前を呼んでくれているだけで、
親である私は

「子どもに対して、真剣に向き合っている。
なんて熱心な幼稚園なんでしょう」

なんて思ってしまうわけです。

よく考えれば、単純です(笑)

それも、どこの幼稚園でも
されているかもしれないのに。

親しい友人には、今さらですが、
私は名前を覚えるのが、本当に苦手です。

それも、よく勘違いをして、
違う名前を言い出します(恥)

今さらながらに、
相手に与える印象の違いに、驚きましたし、
パワーさえ感じた私。

実は、もうあきらめていましたが、
今日の出来事で、
もうちょっと努力してみようかなと思っています(笑)

自己啓発書の元祖ともいわれているらしい
「人を動かす」の中にも書いてありました。

人に好かれる原則の3つ目として、

―――――――――――――――――
名前は、当人にとって、
もっとも快い、
もっともたいせつなひびきをもつことば
であることを忘れない。
―――――――――――――――――
「人を動かす」デール・カーネギー著 山口博・訳

参考までに、デール・カーネギー氏によると、
「人に好かれる6原則」は、次の通りです。

1.誠実な関心を寄せる
2.笑顔を忘れない
3.名前を覚える
4.聞き手にまわる
5.関心のありかを見ぬく
6.心からほめる

名前は、もっとも快く、たいせつな響きを持つモノ。

覚えるよう努力します。ハイ。