『ONE PIECE』100巻発売のニュースを読んで感じたこと
漫画『ONE PIECE(ワンピース)』 が、
連載開始から25年目にして、
9月3日発売で、
単行本100巻となるのだとか。
12年ぐらい前、友人から
「絶対に面白いから、読んで!」と、
当時発売されていた全巻(25冊?)の
『ONE PIECE(ワンピース)』を
ドーンと、
プレゼントされたたことがありました。
(Iさん、ありがとうございます!!)
確かに面白かったです。
少年漫画が苦手な私でも、
どんどん引き込まれて読んでいました。
ただ、続きを買い続けるほどには、
私はハマらなかったけれど…(苦笑)
まだ続いていたんですね。
それも、ずっと人気が続いていることに
驚いてしまいました。
陳腐な表現で恥ずかしいですが、
「すごすぎる~!」
「トップほど慢心しない」
ご存知の通り、
『ONE PIECE(ワンピース)』は
世界中で読まれており、
「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」
としてギネス世界記録に
認定もされている超人気作。
漫画家の尾田栄一郎さんに関わる記事が
こちらに載っていました。
※産経新聞
記事の内容で、
私にとって2つ印象的なことが
あったのでシェアしますね。
まず一つ目。
慢心しないで、
常にアンテナを貼り続け、
面白いことを探していらっしゃること。
もし、お金と名誉が目的ならば、
世界中でこれだけ読まれていて、
テレビでアニメが放送されていて、
グッズもたくさんありますから、
た~っぷりと得ていることは
容易に想像ができます。
勝手な予測ですが、
目的がそこじゃないから、
情熱を燃やし続けながら、
描き続けられるのだと思うのですよ。
一つの作品を描き続ける
この情熱にも尊敬してしまう。
また
「トップほど慢心しない」
といいます。
実際に、トップの方ほど、
さまざまに研究されてますよね。
誰もが知っている
有名ミュージシャンの話を
プロモーションをしていた方から
聞いたことがあります。
「今売れているもの」の研究を
とても熱心にしているのだそうです。
ジャンルの違う
アイドルさえも、
なぜ売れているのか研究するのだとか。
自分が持っているものだけで
うまくいくことはなく、
常にアンテナを貼り続けること、
慢心しないこと、
トップの方の姿勢を知ると、
こちらの身も引き締まりますね。
まぁ、すぐにいい気に
なってしまう人が、
トップでい続けられるハズがないですね…。
二つ目に印象的だったのが、
尾田さんの構想ノートでは、
物語の道筋は既に決まっているということ。
『ONE PIECE(ワンピース)』は、
スケールの大きな物語でありつつ、
緻密な伏線がはられています。
これは、別の何かで読んだのですが、
それまで、毎週発売されている
漫画というのは、
その回でいかに面白いかが大切なため、
行き当たりばったりのものが多かったのに、
『ONE PIECE(ワンピース)』が
発売されてからは、変わっていたのだとか。
逆算しながら物語を紡いでいるから、
伏線がはられ、
そこが、さらに魅力になって、
世界中の方が引き込まれているのでしょうね。
(もちろん、それだけじゃないけど)
点ではなく、全体を通した面白さに
また、読みたくなってきてしまいました。
それにしても、
漫画家さんにとっては基本なのでしょうが、
構想力って本当に大事ですね~
こんなことを感じた
『ONE PIECE(ワンピース)』の
ニュースでした。
描き続けるパワー、
トップで売れ続けるタフさ、
一流の方のストーリーは、
住む世界が違っても、
多くの示唆を与えてくださり、魅力的です。