PRとセールスの共通点【広報PR 基本】
早朝から、PRをしている
お客さまのテレビ撮影(ロケ)の
同行をした今日一日。
お客さまがメディアに出るために
活動しているのがPRですから、
うれしい時間でもあります。
メディアへのPRも、セールスと同じ
テレビや新聞、雑誌などに
取り上げられれば、
信用度が上がり、
なんといっても、
多くの方にご覧いただけます。
影響力が大きいので、
多くの方が、
「メディアに出たい」と思うのも当然です。
PRの仕事をしていると、
「どうしたらテレビで紹介されるのですか?」
と質問を受けることもしばしば。
「うちの商品、すばらしいですよー!」
「私、こんなスゴイ(面白い)んですよー!」
と、メディアにお手紙(プレスリリース)を書いても、
取材してもらえるハズはありません。
なぜでしょう?
メディアへのPRも、
セールスと同じだからです。
いくら自分で、
「こんなにスゴイ!」
「すばらしい商品(サービス)です!」
なんて自画自賛しても、
「出たい(売りたい)から言ってるんでしょ?」
となるのが関の山。
公共の電波や、貴重な紙(誌)面を使って
一部の方の利益につながることを
してもらえるはずがありません。
大切なのは、
(PRだったら、メディアに)
「取材しなくては!」
(セールスだったら、お客さまに)
「それは私には必要だわ!」
と思ってもらうこと。
重要なのは、
そのサービスや商品が必要な
社会背景や
取り上げる(購入する)理由などを
ていねいにお伝えしていくことなのです。
メディアには、毎日
山のようなプレスリリースが届きます。
その中から選んでもらえるのは、
なかなかカンタンではありません。
だからこそ、
さまざまな工夫や切り口、
ていねいなアプローチが
PRの醍醐味といえるでしょう。
セールスと似ているんですよね。
両方とも、
自分や商品にベクトルを向けた発信では、
どちらも相手にされないってこと。
受け入れていただくために、
そのサービスや商品が必要な
社会背景や意味、
取り上げる(購入する)理由などを
ていねいにお伝えしていく。
工夫のしどころです。
自分の商品ばかりを見て
視野が狭くならないように
くれぐれも気をつけましょう!