早く質の高い仕事をするカギは?【シングルタスク マルチタスク】
早くて、質の高い仕事をするカギ。
それは、あれもこれも
手をつけるのではなく、
すばり、
フォーカス、一点集中です。
一見早そうなマルチタスクではく、
シングルタスクで、
一つずつ集中することが大切。
では、どこまで
シングルタスクなんでしょう?
日中をより濃密に過ごすために
お客さまのMさんは、
子育てや主婦業をしながらも、
ダブルワークをされており、
ハードな毎日を過ごされています。
とてもがんばりやさんで、
慢性的な睡眠不足に陥っていました。
そのため、日中は
大事なところで眠くなったり、
集中が途中で切れてしまったり、
それで、
ますます時間がかかるという悪循環。
そこで、
やることを減らしつつ、
日中をより濃密に、
一つひとつが早く終わるように
取り組んでいただきました。
日中をより濃密に過ごすために
意識していただいたことは、
次の2つです。
1)睡眠時間を確保する
(日付けが変わる前に就寝)
2)マルチタスクをやめ、
シングルタスク(一点集中)を
強く意識する
睡眠時間と、
シングルタスクを5段階評価で
LINEで私に「報告する」こと数週間。
軽い(?)プレッシャーもあり、
どんどん改善されました。
(すばらしい~!)
そこで、こんな質問が。
シングルタスクは、
ほぼ5に近くなっているのですが、
気付くと、つい気が散って
違うことをしてしまいます。
例えば、お料理しているときに、
洗濯物が終わって、
洗濯機から取り出したりという感じです。
どの程度のことを
シングルタスクというのか
ちょっとわからなくなっています。
(ここまで)
あなたなら、
どのように答えられますか?
こんな質問をいただいた直後、
ちょうど以前の本を読み返していたら、
ぴったりな文章を見つけました。
問題は、
人は一度にひとつのことにしか
「集中」できないということだ。
複数のことをやるのは構わない。
しかし集中の対象がどれなのかは、
はっきりさせておく必要がある。
「エッセンシャル思考」
(グレッグ・マキューン・著 高橋璃子・訳)
早くて、質の高い仕事をするカギは、
一点集中(フォーカス)だから。
集中の対象を決めておけば、
複数のことをやっても問題なさそうです。
私自身も、相変わらず
ドライヤーで髪を乾かすときは、
スクワットをしています。
スクワット中は、
髪を乾かすことよりも、
スクワットに集中!(笑)
フォーカスやシングルタスク、集中については、
さまざまな本でも紹介されていまし、
よく言われたりするので、
ご存知の方も多いと思います。
これまでにも本メルマガで
「シングルタスク」の本を紹介しながら、
お伝えしました。
とはいえ、知っていても実践とは別。
カンタンそうで、
なかなかカンタンではありません。
(だから本も何冊か出ているのでしょうね)
特にそばにスマホがあると、
つい気が散ってしまいがち。
(私は、集中したいときは、
玄関にスマホを置いています)
お互い、仕事も、家事も、
フォーカスを定め、
シングルタスク(一点集中)で
早く、質を高くしていきましょう!