本の読み方とモデリング【ビジネス モデリング】
本を読むとき、
どのように読まれますか?
どのようにというのは、
速読か、どうかではなく、
読みながら、
本に線を引いたり、囲ったり
するか、どうかということ。
![](https://profond.jp/wp-content/uploads/2021/07/book.png)
ある尊敬する方が(とても読書家の方)、
「本には一切、何も書かないです」
と、おっしゃいました。
一緒に話を聞いていた方が、
こんなことを呟かれたんですよね。
「私は、(線をひいてしまうから)
本の読み方から間違ってたんだ…」
あなたはいかがでしょう?
はじめの違和感は当然あるとしても
私は、本に線を引いたり、
思いついたことを書いたりして、
書き込む派です。
先日亡くなられた
「知の巨人」と言われた立花隆さんも、
本には、線やら記号やらを
書かれていたそうです。
編集工学者であり、編集者である
松岡正剛さんも
本にはノートのごとく
書き込んでいると、
ある本に書かれていました。
実は、私は、松岡正剛さんの影響を受けて、
本に線だけでなく、
記号や文字を書き込むようになりました。
数年前、そのことが書かれていた本を
読んだ直後は、
特に書き込んでいました。
今は、当時ほど書き込んでないですね。
その頃に読んでいた本を
今、読み返すと
「そういえば、こんなこと考えていたなぁ」
「え、ここに線を引いてないの?」
「こんないい言葉に出会ってたんだ」
などと、懐かしんだり、
意外に感じたりします。
本は、読むときによって
感じ方が変わるから、それも面白いです。
*
話を戻すと、
つまり、本の読み方に
「正解はない」ということ。
本の読み方に関わらす、
モデリングしてマネをするのは大事です。
そのほうが、
うまくいく確率は高いですから。
ただどうしても、
「合う」「合わない」が
あると思うのです。
はじめの違和感は当然あるとしても、
鵜呑みにするのではなく、
しばらくやってみて、
検証することが大事ですね。
そんなことを感じた
本の読み方でした。
モデリング後の検証こそが大事です。