本の読み方とモデリング【ビジネス モデリング】
本を読むとき、
どのように読まれますか?
どのようにというのは、
速読か、どうかではなく、
読みながら、
本に線を引いたり、囲ったり
するか、どうかということ。
ある尊敬する方が(とても読書家の方)、
「本には一切、何も書かないです」
と、おっしゃいました。
一緒に話を聞いていた方が、
こんなことを呟かれたんですよね。
「私は、(線をひいてしまうから)
本の読み方から間違ってたんだ…」
あなたはいかがでしょう?
はじめの違和感は当然あるとしても
私は、本に線を引いたり、
思いついたことを書いたりして、
書き込む派です。
先日亡くなられた
「知の巨人」と言われた立花隆さんも、
本には、線やら記号やらを
書かれていたそうです。
編集工学者であり、編集者である
松岡正剛さんも
本にはノートのごとく
書き込んでいると、
ある本に書かれていました。
実は、私は、松岡正剛さんの影響を受けて、
本に線だけでなく、
記号や文字を書き込むようになりました。
数年前、そのことが書かれていた本を
読んだ直後は、
特に書き込んでいました。
今は、当時ほど書き込んでないですね。
その頃に読んでいた本を
今、読み返すと
「そういえば、こんなこと考えていたなぁ」
「え、ここに線を引いてないの?」
「こんないい言葉に出会ってたんだ」
などと、懐かしんだり、
意外に感じたりします。
本は、読むときによって
感じ方が変わるから、それも面白いです。
*
話を戻すと、
つまり、本の読み方に
「正解はない」ということ。
本の読み方に関わらす、
モデリングしてマネをするのは大事です。
そのほうが、
うまくいく確率は高いですから。
ただどうしても、
「合う」「合わない」が
あると思うのです。
はじめの違和感は当然あるとしても、
鵜呑みにするのではなく、
しばらくやってみて、
検証することが大事ですね。
そんなことを感じた
本の読み方でした。
モデリング後の検証こそが大事です。