【No.12】自分で決断するその前に
今日は日曜日ですので、番外編。
インタビュー関係の<聴く>ではなく、
相談したり、アドバイスを求めたり、
自分の可能性を引き出してもらったり、
といった関係の<きく>についてです。
仕事やプライベートで、迷うことがあるとき、
あなたは、誰に相談をしますか?
私は、子どもがまだ赤ちゃんだった数年前、
仕事で、とても失礼なことを言われたことがありました。
(私が過敏になっていただけかもしれませんが)
本格的に関わることになるとき、
「こんな不愉快な気持ちになるなら、辞めよう」
と思ったことがあります。
ところが、当時からお世話になっているコンサルタントの方は、
「踏み台プロジェクトにして、利用する手もありますよ」
と提案してくださいました。
今、思えば、少々感情的になっていた私を、
冷静にする方法だったのかもしれません。
正直、仕事の内容は、面白そうでした。
しかし、話を持ってきてくださった方の言動がどうにも気に入りません。
子どもがいながら働く女性に対し、私はとても無礼に感じたのです。
しかし、「踏み台プロジェクト」。
このことば、当時の私に響きました。
やる気になり、真剣に仕事に取り組むことにしました。
その後、失礼な発言をした方は、「踏み台プロジェクト」からは消えました。
今は、気持ちよく仕事をさせていただいています。
長くお付き合いさせていただいて、感謝しているくらいです。
別の話です。
友人3人でランチをしていました。
一人の本を数冊出版している友人が、
仕事の悩みごとを話したときのこと。
当時(3年前?)の私は、
「そんな仕事は、断った方が得策だろうな」
と思って聞いていました。
しかし、もう1人の、何人ものスタッフを雇う女性社長の彼女は、
「そこは、ガマンね。こうしたらどうかしら…」
と、具体的にアドバイス。
詳細はすっかり忘れましたが、私にはなかったアイデアでした。
自分とは真逆の意見に、とてもビックリし、考え方の勉強になりました。
最近、別の友人が、
「コンサルタントの方にお願いするようになってから、
自分では思い浮かばない選択肢が出てくるの」
と、新しいプランを実行中。
仕事が、さらに楽しく、可能性が広がっていると話していました。
経営コンサルタントの大前研一さんは、次のようにおっしゃっています。
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人間が変わる方法は3つしかない。
1つ目は、時間配分を変えること。
2つ目は、住む場所を変えること。
3つ目は、付き合う人を変えること。
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付き合う人を変えるのは、なかなか難しいですが、
人生を変えたいなと思ったら、
相談する人、アドバイスを求める人だけでも、変えてみてもいいかもしれません。
利害関係がなく、
教えてもらいたい分野でうまくいっている方、
プロのコーチやコンサルタント、カウンセラーにお金を払って話をするのも、
一つのいい方法だと思います。
自分のことは、なかなか客観的になれませんし、
視野が狭くなりがち。
私自身も、プロのサポートを受けています。
書くまでもないですが、
そうはいっても、
相談に乗ってくださった方は、あくまでも一つの意見です。
その後は、自分でしっかり考えて、
自分で決断してくださいね。
人のせいにしてはなりませぬ。
何を選択するかで、人生は変わります。
ぜひ、お試しください。
参考までに、
私はコーチングを勉強して、「コーチ」でもあります。
コーチングセッション、うけたまわっております(笑)