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2021-11-19

名作漫画のもとになったものは?【学び アウトプット】

漫画『ガラスの仮面』をご存知ですか?

美内すずえさんの1976年から連載されている
超ベストセラーであり、
少女漫画史上、空前のロングセラー漫画です。

きっと多くの方が、目にしたことがあり、
ハマった時期があるのではないでしょうか?
(私もその一人です)

同じことを学んでも、同じアウトプットにはならない

ところで、
この漫画のもとになった映画を
ご存知でしょうか?

それは、
美内すずえさんが10歳のときに観た
『王将』なのだそうです。

(インタビュー記事を抜粋します)


(「ガラスの仮面」の)
主人公の北島マヤは、
何をやってもダメな子だけど、
演劇だけは天才的。

(中略)

三國連太郎さん演じる
ダメ男の坂田三吉は、

女房が逃げたと聞いても、
もう一手、もう一手と指し続ける。

のめり込んだその表情が印象に残り、
いつかそういう人物を描きたかった。


(「ひととき」2021年11月号から)

(ここまで)

名作漫画のもとは、
名作映画だったのですね。

こういうことって、
よくあります。

すでにある作品から
アイデアとかテーマ、着想などを参考にして、
自分のフィルターを通して
独自のものを作り上げる。

そもそも
完璧なオリジナルはありませんから。

作品だけでなく、
私たちも、あらゆるものに影響を受け
自分の仕事や人生に生かしています。

この変換力が
大事なんでしょうね。

もっと日常に落とし込めば、
セミナーや本などで
学んだことにも似ています。

「いいこと聞いたなぁ~」
で終わらせることなく、

自分ごと(仕事や人生)に置き換え、
どんどん利用していくこと。

こうしていくことで
学んだことが血肉になっていきます。

美内すずえさんの記事を読みながら

強烈な印象を受けたものに
私たちは影響されるのだと感じると同時に、

置き換え方(変換方法)は千差万別だなと
感じた次第です。

だからこそ、同じことを学んでも、
同じアウトプットにはならないし、
なれないんですよね。

なにはともあれ、
インパクトがあったことこそ、
仕事や人生に置き換えたらどうなるか、
考えると面白いことになりそうです。