いい商品でも売れない理由【PR セールス】
同じ会社、同じ商品でも、
見せ方(焦点の当て方)や、
何と結びつけるかで、
売り上げも、
PRだったらテレビや新聞に出られるかも、
まったく変わってきます。
PRの場合だったら、
いかに、テレビや新聞、雑誌などの
マスメディアに出られるかがキモ。
ただ、当たり前ですが、
「テレビに出してください」
「新聞で取り上げてください」
とお伝えしたところで、
出られるわけじゃぁありません。
もちろん多額のお金を使って
「広告」をすればいいのですが、
PRというのは、
広告ではなく、番組内や
記事内で取り上げていただくための活動。
だから、自分の商品だけをみて、
「いい商品だから、見て、見て~!」
と、叫んでも、
誰も取り上げてくれないわけです。
(だったら、「広告使って」という話)
もっと大きな視点で捉える
と、なると、何が重要なのか。
それは、もっと大きな視点で捉えること。
この会社(商品)が
なぜ世の中に必要なのか、
どうしたら
世の中のお役に立てられるか、
誰から喜ばれるか、必要とされるのか
だからね、自分の会社や商品だけを
見て、考えて、伝えても、
誰も見向きもしてもらえないのです。
こだわりが強いだけでもダメ。
そもそも人は、エゴイズムなのだから。
(自分にとってのイイコトがあるかが重要)
PRに限らず、セールスを目的とする
ビジネスの世界においても同じです。
「私は何者なんだろう?」と、
ひたすた自分だけを見て、
自分探しをしていても、
答えは見つからないし、
周りからも評価はされません。
「自分さがし」ではなく、
みうらじゅんさんもおっしゃっている
「自分なくし」
くらいが、ちょうどいい。
冷静に「この商品」(時には自分)を
・どうしたら、
世の中のお役に立てられるか、
→なぜ「この商品」が必要なのか?
→お客さま目線だけでなく、
世の中全体からも見る
・誰から喜ばれるか、必要とされるのか
ということも考えてみる。
PRしていて、面白いのが
同じプレスリリース
(メディアへの情報提供・案内)でも、
届け先によって、
反応がまったく違うということ!
あるメディアには、スルーされ(泣)
あるメディアからは、依頼が来る(嬉)
つまり、いくらすばらしい
プレスリリースができても、
届ける相手がぴったり合っていなかったら、
見向きもされないという現実!
「必要な方に届ける」って
こういうことなんだなぁと思います。
いくらいい商品でも、
届ける相手や伝え方がズレたら、
まったく響かないということです。
と、いうことで、
この会社(商品)が
なぜ世の中に必要なのか、
どうしたら、
世の中のお役に立てられるか、
誰から喜ばれるか、必要とされるのか
を、しっかり考えてみてくださいね!
PRとセールスは、
本当によく似ています。