【No.11】「リズム感のいい文章」って、なに?
昨日の午前中は、バレエヨガに行ってきました。
自他共に認める熱い先生。
「月に一回、体を動かしただけでよくなると思う?
ほんの少しでいいから、毎日が大事よ。毎日。
1年後、5年後、10年後が、絶対に違ってくるから」
バレエヨガだけに限ったことじゃなさそうです。
レッスン後は、心地よい疲労感とともに、全身がほぐれ、リンパの流れがよくなった感じ。
体を動かすことは、やっぱり気持ちいい。
体にいいことをした満足感がありますね(笑)
リズムがいいと、記憶にも残りやすい
「リズム感のいい文章は、読みやすい」
こんなことばを、聞いたことありませんか?
はじめて聞いたとき、私の頭の中は、はてなマークがいっぱいでした。
「リズム感のいい文章って、何? わかるようで、わからない!」
疑問に思ってから、随分たってしまいました。
今の私が考える、リズム感のある文章をまとめてみます。
- 一文が短い。
- 五音と七音の「五七調」「七五調」である。
- すんなり音読できる。
<1.一文が短い>
一文が短いと、主語と述語が明快です。
すっきりとした文章になって、読みやすくなります。
短い文章の方が、理解しやすいので、読みながら引っかかることがありません。
この文も、
「短い文章の方が、理解しやすいです。読みながら引っかかることがありません。」
と、二つに分けた方が、リズム感がありますよね。
このように、
「~ので、~」が見つかったら、文章を分割できないか考えてみてください。
「~が、~」、「~なので、~」も同じです。
どうしても、長い文章になってしまったら、どうしたらいいか。
私は、その文章の前後に、短い文を入れるようにしています。
そうすると、全体がしまった感じになります。
<2.五音と七音の「五七調」「七五調」である>
これは、全てといいません。
子どもに絵本を読みながら、よく感じるので、あえてあげました。
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こどもは そらへ てを のばし
とんでる むしを つかまえた
てのうえに のせて
じぃっと みつめた
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「ちっちゃな ほわほわ かぞく」 マーガレット・ワイズ・ブラウン作 谷川俊太郎・訳
読みながら、まさしく「リズム」を感じます。
俳句や短歌も一緒ですね。
名言やことわざも、「五七調」「七五調」が多いです。
・少年よ、大志をいだけ
・笑う門には福来たる
・塵も積もれば山となる
などなど。
リズムがいいと、記憶にも残りやすいです。
<3.すんなり音読できる>
これは、前出の1と2を含んでいます。
1と2以外に、「、」の位置や、改行も、リズムには深く関わってきます。
読みながら、文章を修正すると、リズムが出てきやすいです。
二重否定が入っていないかも、チェック。
「私は、答えを言いたくないわけじゃない」
結局、言いたいの? 言いたくないの? と、読者を混乱させます。
リズム感がある。
=立ち止まらず読める。
=分かりやすい。
私も日々、いかに分かりやすく、伝わる文章がかけるか、悪戦苦闘しています。
「リズム感」のある文章が書きたい。
告白すると、私は、歌のリズム感は、全く自信ありません(苦笑)
でも、文章のリズム感は、よくありたい。磨きたいです。
一緒に、磨いていきましょう!