【No.313】思いをはせる。
今日の関西は、気持ちのいい陽気でした。
電車に乗って、お出かけした方も多いでしょうね。
わが家のリビングの窓からは、
新幹線と阪急電車が、走っている姿が見えます。
朝早くから、夜遅くまで。
雨の日も、雪の日も、台風の日も。
(トラブルある日もモチロンあるけれど)
当然のごとく。
毎日、毎日、何本も走っている姿を見ると、
「当然のごとく、いつでも
たんたんと走っているってスゴイ」
と、思ってしまいます。
一人で、朝から晩まで運転しているわけじゃないし、
運転手さんだって、管理している方たちだって
休憩も休日もあるでしょうけど、
当たり前のように、
人に役立っているってスゴイなと。
当たり前に感じていることに
思いをはせると、
電気も水道もガスも郵便も、
その他、たくさんのことに
ありがたく感じます。
私たちが当たり前に感じている背景には、
多くの方の努力があるのだなと。
昨日、わが家に宅急便が届きました。
日中は不在だったため、
再配達をしてもらうことに。
「何度も来てもらっちゃって…。
どうもありがとうございます」
と、今までより
感謝の気持ちを伝えていました。
最近、運送業界の疲弊にともなって、
料金の値上げ等が問題になっています。
そのニュースが頭にあったから。
今まで、数え切れないくらい
再配達をしていただいています
(ゴメンナサイ)。
配達してくださる方々に、
それほど思いをはせてなかったなと反省。
「子を持って知る親の恩」
という言葉があります。
まさしく、子どもが生まれ、
自分が親になってから、
子育てって、こんなに大変だったのかと、
親に心から感謝しました。
驚きに近い気持ちも持ったのも事実。
私たちって、
いろいろな「当たり前」に囲まれています。
相手の立場になって
はじめて見えてくるものがあります。
見えてくると、やさしくなれますね。
「してあげたこと」は覚えていて、
「してもらったこと」は、忘れがち。
「してあげたこと」は、さっさと忘れ、
「してもらったこと」は、
感謝し、覚えていられる人でありたいですね。
(書きながら、自分にも言い聞かせています)
自分の健康も
家族の存在も含め、
当たり前に感謝だなぁと
新幹線や阪急電車を見ながら思っています。
何かに、誰かに、思いをはせる。
すると、想像力のトレーニングになるとともに、
優しくなれるような気がします。