【No.269】外国人が認める上位店の共通点
昨年から、外国人旅行者から人気があるお店を
いくつか取材させていただいています。
個人的に感じた、3つの共通点があったので紹介します。
(3つとも全てあるとは限りません。
しかし、1つ以上は必ずありました)
1.独特の食感がある。
とろけるような柔らかな和牛、
サクサクのトンカツ、
ふわふわのお好み焼きなど。
2.何か貫いていることがある。
動物性は使っていない(ベジタリアン対応、アレルギー対応など)、
必ず切りたての食材を使う、
目利きが選んだ食材や、手間のかかる手作りを追求しているなど。
3.フレンドリーな対応。
笑顔力が相当高い。
お客さまが喜びそうなことを惜しまずに提供する。
英語が苦手な場合でも、一所懸命に話そうとするなど。
他には、海外の人気ブロガーが取り上げたお店や、
その料理の発祥だったり老舗店だったりするお店も人気があるようです。
3つの中でも、
3番目の「フレンドリーな対応」は、特にポイントが高い気がしています。
自分が旅行に行っても、何が記憶に残っているかといえば、
美しい景色や買い物だけじゃありません。
現地の方との関わったことや、
つながりを感じた瞬間だったりしませんか?
笑顔には、
心を通わすことができたような喜び、
私は受け入れられた、関わった、繋がったという、
安心させる力があると思います。
海外から、異国の日本にいらっしゃった旅行者にとって、
重要視する気持ちもわかる気がします。
だから、世界的な口コミサイトである
「トリップアドバイザー」のレストランランキングと、
日本人の口コミサイトである
「食べログ」とは、評価結果が違いますよね。
お客さまの求めるものが違っているのですから当然です。
外国人に人気店を取材するたびに、
笑顔の偉大さ、
コミュニケーションを取ろうとする姿勢の大切さを
感じずにはいられません。
飲食店に限ったことではありません。
笑顔力の高さや、
相手を気遣う気持ちが
人をもっともっと魅力的にするのだと思います。