【No.243】準備だよ、準備。
今朝は、夫と子どもが出かけた後、
洗濯物などの家事を終わらせ、お抹茶で一服。
「しあわせ~」
先日、友人宅でした「なんちゃってお茶会」。
そこでいただいたお抹茶が、とにかくおいしくて、
その場の雰囲気が楽しくて。
急に、自宅でも飲みたくなって、たててみました。
(作法は関係なく、キッチンで)
しかし、1杯目は少々残念なお茶に。
「自分だけだし」
と、あまりにサボり過ぎました。
冷凍庫の端っこにあった、お抹茶。
それを、スプーンでお抹茶茶碗に入れ、
茶筅(ちゃせん)でシャカシャカ。
飲んだら…、ダマだらけ(笑)
お抹茶の粉を、ていねいに茶こしで漉すべきでした。
おいしいお抹茶をどうしても飲みたくて、
再度チャレンジした2杯目。
ちょっとした準備、一手間が「味」も「満足度」も
ぐぐーんとアップさせました。
今度は「もっとしあわせ」に(笑)。
先日、お邪魔した「なんちゃってお茶会」をしたお家。
友人は20年以上、お茶はやっていなかったとか。
4人でお邪魔したその日。
リビングで、椅子に座って気軽に楽しむのかなと思いきや、
和室に案内され、
床の間には掛け軸、お花も活けてありました!
釜やひしゃく、水差(みずさし)、建水(けんすい)など、
本格的な茶道具が準備されています。
ほんの1時間前後、楽しむために、
さまざまな道具をひっぱりだし、場が準備されていたのです。
全員で作法のあやしい記憶をたよりに、
「お茶会ごっこ」のように、いただきました。
リビングでも楽しかったでしょうが、
いつもと違った気持ちよさ、背筋がのびる空間で、
ありがたく、一層楽しい時間になりました。
心地いい朝を迎えるために、
テーブルの上には、何もない状態にしておく。
翌日出かける準備をしておく。
仕事でも、家事でも、心地よく動くためには、
準備ほど心強いものはありません。
自分のご機嫌をよくするためにも、準備です。
(結果的に、人にも喜んでもらえることも)
ていねいな準備、入念な準備が、
満足度を高めてくれる。
準備をサボると、残念な結果になりかねません。
日々、気持ちよく過ごすためには、準備だよ、準備。
(と、自分に言い聞かせています)