【No.189】コンプレックスは、顔にできた「シワ」のようなもの。
数年前、自分のコンプレックスについて書いた文を
昨日、再び読む機会がありました。
(文と言っても、メモ的なものです)
その頃は、コンプレックスを心から恨み、
たまらなくイヤで、どうにかしてなくす方法や、
ごまかす方法を考えていました。
そして、今。
もちろん、イヤです。
コンプレックスですから。
しかし、
「しゃーないやん」
という気持ちも、やっと出てきました。
そのお陰で起きた(起こした)出来事もたくさんあります。
「しゃーないやん」って思ったら、
コンプレックスって、顔にできた「シワ」みたいだなと思えてきました。
できちゃったシワの存在は、決して歓迎できません。
けれど、シワを見られるのがイヤだからと、お面をかぶって生活できないし、
シワが増えるからと、笑うのを我慢するのはイヤ。
必死にパックしても、できちゃったのは仕方ない。
整形手術するまでの覚悟があるならいいけれど、そこまでは踏ん切りつかず…。
シワがある顔も、私の顔。
シワがあっても、生き生きと、ハツラツとしていたい、
笑いジワがあるステキな女優さんだって、いっぱいいます。
事実として、シワはあるけれど、
許せない存在として、シワをとらえなくていい。
なんて、開き直ってきました。
長い時間はかかりましたけど…。
他人のシワは気にならないけれど、自分のシワは気になる。
人から言わせれば、「大したことない」ことです。
自分が気にしているだけです。
コンプレックスとシワ、一緒かも(強引ですか?)。
ときどきは、
「あらら、イヤだわ」
って思うのかもしれないけれど、事実を受け止め、
仲良く付き合っていこうかと思います。
アドラー心理学の本には、次のように書いてありました。
———————————–
自分を苦しめる劣等感は、
「客観的な事実」ではなく、
「主観的な解釈」なのである。
———————————–
『嫌われる勇気』
岸見一郎・著, 古賀史健・著
https://goo.gl/EN5EUy
コンプレックスがある方の少しでも参考になったら、うれしいです。
結局は、コンプレックスも勝手に、
イヤなものとして、作り上げたものですからね。
一緒に、前向きに、あきらめましょう(笑)