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2017-04-11

【No.322】驚いていますか?

昨日のメルマガ(※)に書いた

「みんな(私たち)には力があります。
自分の力を使うと成長します」

には、続きがあります。

※「自分の力を使うと●●する。」
http://flight-ex.jp/bkn40727/kikukaku/325

これも、息子が通う幼稚園の園長先生(シスター)が
おっしゃったこと。
先の言葉は、子どもたちに向けて
話をされました。

保護者への話は、

「みなさん、驚いていますか?」

文明の進歩にともなって、
驚きの感覚が衰えてきています。

驚きの感覚が衰えるということは、
精神の衰退につながっています。

驚く心は魂を磨きます。
感動することを大切にしてください。

人は多様性があり、創造性にあふれています。

決して人とは比べないでください。
必ず一人一人に宝があります。

と、いうようなお話でした。

あなたは、驚いていますか?
驚くということは、
その時の感情を外に出すということ。

何があってもクールでいたい気持ちもあります。

けれど、感情にフタをし続けることで、
だんだん自分が何をしたいのか、
何に感動しているのか鈍くなっている気がしませんか?

「雲がかっこいい~」

「お味噌汁おいしい!」

「あっ、花が咲いた!」

「夕日が美しい」

「今日の雨は優しいな」

自分に正直に生きている人って、
無邪気に驚いている気がしませんか?

「あの純粋さは、まるで少年のよう」

「子どもの頃の気持ちを忘れたくない」

という憧れに近い気持ちとともに
いっている言葉を聞いたことありますよね。

「少年のよう」
「子どもの頃の気持ち」というのは、
素直に驚く、素直に喜ぶ、とか、
感動して見入ってしまい、動かなくなるとか、
打算のない素直な気持ち。

平凡の中に、非凡な何かを見つけること、
のように思います。

小さな変化や、小さなことにも
驚いたり、喜んだりしてみませんか?

そうすることで、
格好をつけている自分から
ちょっとだけ素直になれる気がします。

今、自分で何がしたいのか分からない人が多いのは、
子どもの頃から、
「早く○○しなさい」
「いい点数を取りなさい」
「いい子でいなさい」
などと、指示され続けていたから。

自分で考える、感じることを
押さえつけられることが多かったからと言います。

—————————————-
すべての出来事に、
その場で「過敏対応」すると、
人生のチャンスが倍増する。

(中略)

ここで注意すべきは、
「過敏対応」と「過剰反応」とは違う
ということである。

人間は-特に男性は-成長するにつれ、
何が起こっても取り乱さず、
自分を「律する」ことを学ぶ。
周囲の出来事に一喜一憂したり、
はめを外したり、
動揺しないように努めるのだ。

しかし、“心が動くこと”の根底には、
大きなパワーが秘められている。

それに素直に従えば学べることもたくさんあるのだ。
—————————————-
『いつも「いいこと」が起きる人の習慣』
トマス・レナード(著) 堀紘一(訳)
https://goo.gl/kyUpCo

自分を解放するためにも、
「驚く感覚を大事にする」
ぜひ、やってみてください。