【No.283】イラッとしたら、合気道で。
相手に反発したくなったとき、
一つのいい方法があります。
昨日のメルマガに書いた
幼稚園の園長であるシスターの言葉。
「本当の強い子というのは、
ぶつかりあっても、
負けない子どもじゃありません。
どうやったらぶつかり合わないか、
自分はどうしたらいいのか知っている子ですよ」
このセリフに対し、
「まさしく合気道だね」
と、合気道2段の夫。
我が家では、たまに
「合気してるね~」
という言葉が飛び交います。
合気とは、
—ココから—
合気道開祖の植芝盛平は、
合気とは敵を破る術ではなく
世界と和合する道であるとし、
森羅万象の活動と調和することが
合気道の極意であるとした。
「合気は愛である」
という彼の言葉もよく知られている。
—ココまで—
「Wikipedia」から一部引用
この「合気」。
なかなか使えます。
相手から攻めてきても、
気持ちを合わせて、
サラッと流す。
もしくは、
相手の力を利用しつつ自分の意見に持っていく。
(私流の解釈も入っています)
20代の頃、結婚する気配も見せず、
自由奔放に暮らす私を見て、
「早く結婚したら?」
「もういい歳なんだから、結婚のことよく考えなさい!」
「親は、いつまでも生きていないのよ!」
などと、母から言われていました。
はじめの頃は、母の言葉をまともに受け、
いちいち反発していた私。
だんだん、月日が流れ、私も少し賢くなりました。
20代後半には、
「そうだよね~」
(彼がいないときは、)
「素敵な人は、どこにいるんだろうね」
(彼がいるとき、)
「どうなるんだろうね。私だけで決められないしね」
と、やっと母娘のムダな言い争いが減りました(苦笑)
今思えば、合気していたんだなと。
「正面で衝突」
するのではなく、
「隣に座って、一緒に考える」
そんなイメージです。
相手とぶつからず、
気持ちを合わせ、
サラッと流す、
もしくは、
相手の力を利用しつつ自分の意見に持っていく。
家庭内だけでなく、
会社、サークル、友だち同士にも使えます。
そのためにも、柔軟な体(心)と
自分の重心や姿勢(一貫性や信念など)が、
しっかりとしていた方がいいようです。
合気するとは、
寄り添い、共感、承認、傾聴などにも通じます。
何と言っても、
「合気は愛である」
ですから。
もし、相手に
反発したい気持ち、
怒りを感じたとき、
苛立ちを覚えたとき、
「この場合、合気するにはどうしたらいいか」
と、考えてみることをオススメします。
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